4時起床。
まだ暗いなか、始発電車に乗って集合場所の王子駅へ。
リーダーの車に男3人乗り組み、
関越は混むだろうとの情報で、東北道から群馬県赤城山へ向かう。
山のふもとの駐車場にクルマを止め、装備を整えて山に入る。
道路わきから、え、ここから?みたいな感じでいきなり登り始める。
靴にチェーンスパイクを履いて、登り始める。
スパイクが雪をとらえて、問題なし。
スタートは10時。
ゆっくりと歩をすすめて、小一時間ほどで、稜線に出る。
ふもとは春の陽気でかすんでいたが、
山の上はまだまだひんやりと澄み切った空気で遠く山々が見渡せる。
風なく、雲なく、絶好の日和。
2回の小休憩を挟んで、山頂を目指す。
2回目の小休憩時に試しにと6本爪の少し歯の長め軽アイゼンを
試しに体験。と装着する・
最後の30分が少し斜度があってきつかったかな。
でも、昨秋に槍ヶ岳を経験しているので、へっちゃら。
しかも、しょってるザックは7キロ程度だし。へっちゃら。
赤城山は霊山とされていて、山頂に鳥居がありますが、
雪で埋もれています。
今年も、無事に山行できますように。
山頂到着、12時半。
1時になったので、腹が減りました。
山頂付近で昼食。
3人の山行なので、バーナーなどは共同装備。
水は各自で運んで、お湯は沸かしてもらいます。
試しに、補助装備のエスビットを使用してみる。
風がないので、うまくお湯が炊けました。
隊長が、やってみたいことがありまして。
と、アルミ製のスコップで雪に穴を掘り始める。
30㎝幅×2メートル長の深さ50センチほど。
椅子とテーブル代わりのお昼のスペースがさっくりと出来上がる。
隊長はカレーヌードルBIG
隊員一号は棒ラーメンを投入。
隊員二号はカレーヌードルリフィル。
男三人仲良くお湯を分け合い、各々のラーメンを食べる。
汗をかき、山を登って腹をすかせた身にしみる。
食後にこれまた各々用意した、コーヒーなど飲む。
よく晴れ、風もなく、快適な山頂で食事。
車で来ているので、ノンアルコール。
2時、ぼちぼちと下山。
来た道とは違って、やや近道コースを行く。
隊長はひそかにシリセードなるそり遊びのチャンスをうかがっている。
ふもとの大沼が見える。
完全結氷していて、ワカサギ釣りのテント群が見える。
隊長、アイゼンを外してシリセード決行。
林の中をあっという間に滑り降りていく。楽しそうである。
けがをしなければいいが・・・。
くだりの中間地点。
猫岩 2時半。
到着間際。
少し開けた地点にて、
隊員1号もシリセードにチャレンジ。
楽しかったそうだ。
登り口から少し離れたところに下山。
完全結氷の大沼の上を歩いてショートカット。
クルマに向かう。
天気にも恵まれたお試し冬山アタック無事終了。
冬山は登山客も少なめで、天気にさえ恵まれれば
とても快適。
下山後は、大目的の一つ、温泉に。
車で来てるので、ここはノンアルコール。
プシュッと行きたいところですが・・・。
過酷さが冒険心と混ざってそれがいい思い出になったりするので、
絶対の無事。を念頭に、多少の悪コンディションやアクシデントにも
勇気を持って立ち向かっていきたくもなってきます・・・。
次にアイゼンを履くのは、今年の秋かな・・・。
閉山前の「つばくろ」に行きましょう。と隊長の宣言。
腕が鳴るぜ・・・。いや、脚がなるぜ。かぁ。
2014/03/hittaka@desk