ハングタイム・ライターズ

何も見ない日はないのです。何も思わない日はないのです。

hittaka@deskWo-king

足元の改善・・・新しい靴 2014 秋

靴の問題ではなくて、履きこなしの問題ではないか。
という懸念はまだある。

事前のテーピング。
テーピングの下のクッション。
中敷き。
靴下。素材。厚み。
歩き方・・・。

ただ、それを実験し続けて「解」を見つけようとするには、
ちと代償がありすぎる・・・。

痛みは自分個人で我慢してやり過ごせばいいが、
同行者にその都度迷惑をかけるのはマズイ・・・。


この秋最初の登山でかかとに靴ずれを起こした。


上高地から沢沿いの平地を
がしがし3時間歩いてなんともなかったのに、
山を登り始めて3時間目くらいから様子がおかしくなってきた・・・・。

それが今シーズン最初の蝶が岳山行。

で、2週間後の裏銀座山中3泊北アルプス山行。

キズがふさがってすぐの2回目の登山だったので
靴内環境が整っているのかどうかは定かではなく、
クッションを重ねようがテーピングを重ねようが
靴下を重ねようが、中敷きを重ねようが、
山の上り下りどころか、平地を歩きだしてすぐに
再び傷口は開いた。


昨年秋の槍ヶ岳登山での靴ずれを、
歳を越して冬の赤城山登山での
ケアで解決したとばかり思っていた。

仮設は証明されたのだと思っていた・・・。

テーピング&厚手のソックス2枚&厚手の中敷き・・・。

事前のテーピングがきいたんだとばかり思って
靴下は重ねなかったし、中敷きも厚くしなかった・・・。

実際には、靴ずれを起こす前に
「テーピング」+「厚手の靴下」+「ちゃんとした中敷き」
で、シリオでも靴ずれ起こさなかったのかもしれない・・・。

今シーズン最初の登山でそのケアをしていればなぁ・・・。

悔やまれますなぁ・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


で、ともかく新しい靴を買うことを決心する。

ポイントはかかと周りのフィッティング。

shoes2014 (1).JPG


いくつかの靴を履いて、「SCARPA スカルパ キネシスMF」を購入。

shoes2014 (2).JPG


高いからって何度勧められても見送ってきた
「SUPER FEET」も購入。
厚手の登山用の靴下も購入。

断然WOOLに限るそうです。

shoes2014 (3).JPG

痛みに懲りて、ここへきて素直に専門家の意見を聞く。


でも、シリオでもまだ試したいことがあるんです(←懲りない)

キズがきっちり治った後に考えられる限りのベストの状態で
シリオを履いて、一度山を上り下りしたい。

それでだめならシリオはレインシューズ扱いだ!!

mo-shoes2013sirio.jpg

・・・・去年の記事を見返してたら、
今回買った靴は去年買ったシリオと
最後まで迷ってた最終候補の靴でした・・・。

mo-shoes2013-14.jpg

ふーん・・・なるほどねぇ。

2014/10/hittaka@desk


hittaka@deskWo-king

新しいバーナー 2014 秋

山の道具を少しずつ改善。

クッカー周りを新調しました。

バーナー&燃料をコンパクトに。
そのコンパクトなセットをそのまま、
鍋に入れられるよに、ジャストパッケージサイズに。

cooker2014 (1).JPG


いろいろ迷いましたが、
プリムスのセットにしました。

本番でアクシデントのないように、
おろおろ、バタバタしないように、
テストします。

組み立てて、着火ししてみます。


問題なし!


cooker2014 (2).JPG


750mlの鍋+400mlのふた。
ここに、燃料+バーナー+カトラリー+カップが入ります。

cooker2014 (3).JPG


メッシュのスタッフバッグに
カートリッジ・ホルダー(ガス缶を安定させる足)を入れて
パッキング終了。

ザッツ・コンパクト!!!

cooker2014 (4).JPG


ボリューム、重さ、ざっと半分に・・・・・。

cooker2014 (5).JPG

山登りにおいて・・・

軽さは一つの正義です。


2014/09/hittaka@desk

hittaka@deskWo-king

北アルプス裏銀座縦走2014/山中3泊/④鏡平小屋

「北アルプス裏銀座縦走 2014秋」もいよいよ最終日。
双六小屋のテント泊はグッと冷え込みました。

2時起き。
うとうとと、3時間ばかり寝たかな。
隊長にテント越しにモーニングコール。

それから、ぼちぼちと朝食。

考えてみたら、2時に朝食ってのも変な話だ。
なんて思いながら、テントのジッパーをあけ、
ベンチレーターを開け、カップ2杯分の湯を沸かす。

湯の沸く間に、カップの用意をし、スープの用意をし、
乾燥ワカメと乾燥野菜とクラッカーを割り入れる。

もうひとつのカップにインスタントコーヒーの粉をいれて準備OK。

uraginzajusou2014-4 (1).JPG


シュラフをたたみ、マットをたたみ、ストーブやカップを片付け、
身支度を整えて、防寒着を身にまとい、外に出る。

テントを畳むため、ペグを抜き、ウェイトの石を外す。
テントには霜がびっしりと降り積もっていて、夜の冷え込みを表している。

暗がりでテントをしまい、ザックにパッキングしていく。

uraginzajusou2014-4 (2).JPG


今日も満天の星。
2時に起きでゴソゴソ行動してるのは、このテント村でも早いほうかな・・・。

小屋にいって用を済ませ、ちょうど出発の時間。(4:00)

uraginzajusou2014-4 (3).JPG


双六小屋までの道は、昨年の槍ヶ岳登山のときの往路。
その道を今年は逆に降りる。

クマの話なんかする。
クマが出たら・・・、
●腹の底から声を出す。
●じっとくまから目をそらさず動かない。
●逃げる。
●死んだふりをする。・・・・

どれが正解なのか?

なんて、話しながら、ぼちぼちと歩く。

今日も、そうして夜が明けていく。

uraginzajusou2014-4 (4).JPG


弓折乗越え分岐点(5:25)

uraginzajusou2014-4 (5).JPG


夜明け前の槍ヶ岳。

uraginzajusou2014-4 (6).JPG


弓折乗越から下っていくと、鏡平小屋が見えてくる。

uraginzajusou2014-4 (7).JPG


鏡平小屋到着。(6:20)
小休憩。防寒着を脱いでいく。

uraginzajusou2014-4 (8).JPG


高山植物に霜が降りている。
昨晩の冷え込みを物語る。

uraginzajusou2014-4 (9).JPG


おぉ、槍の肩から今日のご来光。

uraginzajusou2014-4 (10).JPG


ここが「鏡平」と言われるゆえん。

uraginzajusou2014-4 (11).JPG


凍えた山道に陽が差し込む。

uraginzajusou2014-4 (12).JPG


本日はひたすら高度を下げる道のり。

uraginzajusou2014-4 (13).JPG


シシウドヶ原で小休憩。(7:25)

uraginzajusou2014-4 (14).JPG


見上げるとこんな感じ。

uraginzajusou2014-4 (15).JPG


イタドリヶ原を通過。(7:53)

uraginzajusou2014-4 (16).JPG


チボ岩を通過。(8:11)

uraginzajusou2014-4 (17).JPG


澤の音が聞こえてくる。
土の道から岩の道に変わる。
くだりの岩の道のりの連続に、脚がだるくなってくる。

uraginzajusou2014-4 (18).JPG


秩父沢に到着。(8:25)

やれやれとザックをおろし、水を飲み、小休憩。

沢の水で顔を洗う(4日ぶり?)

メガネをかけたまま顔を洗ってしまう。
なんだかんだで疲れているのか?
疲れはいろんな形で表現される。

uraginzajusou2014-4 (19).JPG


だいぶ降りてきた。降りてきた山々を振り返る。

uraginzajusou2014-4 (20).JPG


澤が川になる。
平地がもうすぐだ。
平地になったら、サンダルに履き替えてやる!!!

uraginzajusou2014-4 (21).JPG


凍えていない植物。
紅葉を通り超えてしまった山の上と違って、
これから紅葉が楽しみなふもと。

登山靴からサンダルにはき替える。
かかとの靴ずれから解放される。(9:20)

uraginzajusou2014-4 (22).JPG


わさび小屋に到着。(9:50)

uraginzajusou2014-4 (23).JPG

uraginzajusou2014-4 (24).JPG


ビールを飲みたいが、まだ我慢。我慢。

uraginzajusou2014-4 (25).JPG


よく冷えたきゅうりを食す。

uraginzajusou2014-4 (26).JPG


川沿いの林道をてくてく歩き、ゴールに到着。

uraginzajusou2014-4 (27).JPG


新穂高温泉の登山口のゲートを出る。(10:49)

uraginzajusou2014-4 (28).JPG


わさび小屋で知り合った青年と話しながら歩く・・・。
旅は道連れ。
帰路の交通事情の話から、
彼の帰路の途中、平湯温泉まで車で送っていってもらえることになる。

感謝。

uraginzajusou2014-4 (29).JPG


お勧めの日帰り温泉などを教えてもらう。

途中、おいしい湧水を汲むというので、ついでに飲んでみる。
「奥飛騨の名水・タルマの水」

uraginzajusou2014-4 (30).JPG

奥飛騨温泉郷・平湯温泉「穂高荘倶楽部」にて
源泉かけ流しの温泉につかる。
靴ずれの傷を確かめるが、へっちゃらへっちゃら。

4日間の絆創膏とテーピングを外す。

お食事処「いなかや」にて、
お勧めの飛騨牛のランチをキンキンの生ビールとともに食す。

いやー・・・たまんねーっす!!な瞬間。

uraginzajusou2014-4 (31).JPG


青年と別れ、荷物をまとめ、バスターミナルへ。
松本までのバスチケットを買い、バスの来るまでの時間で
お土産を買い、また喉をうるおす。

松本から新宿までの特急電車をチケットを買い、
車中で楽しむ地ビールとおつまみとを買う。

uraginzajusou2014-4 (32).JPG

uraginzajusou2014-4 (33).JPG


なんとか、無事すごした「秋の北アルプス・裏銀座縦走4日間」

体力・体調の観察を自問自答しながらよくした4日間でもありました。

課題は

・靴と靴内事情の改善。
・心肺機能の強化。
・股関節の柔軟性。
・体幹強化。インナーマッスル強化。
・コンロ&カトラリー関係の軽量化。
・山知識。地図読み込み。


あ、隊長にあとであやまらなきゃぁいけないことがあるなぁ・・・。

初日の道中に「あ、今、ライチョウが鳴いたかも」・・・って足をとめたやつ。
あれ、おいらのオナラでした。

山に登ると、よくオナラが出るんだよね。

ほら、スープのパッケージとか、パンパンに膨らむじゃないですか。
おなかの中でも、ガスが膨らんででてくると思うんだよね・・・。

・・・って、謝るほどのことでもないか・・・。


荷物持ってもらって、感謝です。

遅い足取りにつきあってもらって、感謝です。

uraginzajusou2014-4 (34).JPG

uraginzajusou2014-4 (35).JPG

この下山後の足の膨張は、
むくんでいるのか。それともかかとのキズが腫れているのか・・・。

いずれにしても、次の山まであと3週間。

靴内事情をどうするかが、最大のポイントでです。

それさえクリアすれば、相当な割合での山問題が解決されます。

「山にの登るのは修行じゃなくて、楽しむために登るんですから」

何度か隊長がつぶやいてました・・・。


2014/09/hittaka@desk


hittaka@deskWo-king

北アルプス裏銀座縦走2014/山中3泊/③鷲羽岳

新宿からのバスの中も、初日の烏帽子小屋でのテン泊も
3時間ばかりの睡眠。

2日目がへとへとになるほど歩いたけど、それでも、
落ちるように眠る。というわけではなかった。

体は疲れていても、ココロのストレスはないんだなぁ・・・やっぱり。

テントの撤収は鷲羽岳から
降りてきてからゆっくりできるので、と、
3時起床。

テントの中で朝ごはんを食べて、山荘でトイレを済ませて、
いざ、鷲羽岳へ出発。

ザックにカップを入れて上がってください。
山頂で、コーヒー飲みましょう。

と、隊長。

2日目がちょっと大変かもしれませんが、
3日目からは楽勝ですから・・・。
という隊長の言葉ははたして本当かどうか・・・。

AM4:20 3日目の登山スタート。

uraginzajusou2014-3 (1).JPG


鷲羽岳までは迷いようのない一本道ということで、
歩みの速度が違うので、各自のペースで登ります。

自問自答の哲学の道。
これも山登りの一つのよいところかもしれません。


夜が明け始める。

uraginzajusou2014-3 (2).JPG


鷲羽岳は石の山です。

uraginzajusou2014-3 (3).JPG


山頂まで、あとちょっと。
がんばれ、オレ。

uraginzajusou2014-3 (4).JPG


鷲羽岳2924m。山頂到着。(5:40)
案外と早かったですね。と隊長。
ほめられて伸びるタイプの末っ子気質。

uraginzajusou2014-3 (5).JPG


夜明け前。

uraginzajusou2014-3 (6).JPG


どこにいても、やはり槍ヶ岳をみてしまう。
サスガ、槍ヶ岳。

uraginzajusou2014-3 (7).JPG


雲に隠れて少し遅れてやってきた本日のご来光。

uraginzajusou2014-3(8).JPG


ご来光を目当てに登ってきたビタミンカラーのクライマーたち。

uraginzajusou2014-3 (9).JPG


隊長、湯を沸かしてコーヒーを入れてくれる。

最高の一杯。

uraginzajusou2014-3 (10).JPG


鷲羽岳から下山する。

uraginzajusou2014-3 (11).JPG


登ってきた道を下る。
三俣山荘が見える。

uraginzajusou2014-3 (12).JPG


昨日はへとへとでその姿を見ることもできなかった三俣山荘。
(7:30)

uraginzajusou2014-3 (13).JPG


ちょっとオシャレ感、かもしだしてます。

uraginzajusou2014-3 (14).JPG


下山して、ゆっくりとテント撤収。
1時間ばかりかけて、テントや寝袋やマットを日干しする。

本日も晴天なり。

uraginzajusou2014-3 (16).JPG


一息入れたところで再出発。
次は三俣蓮華岳を目指します。(9:00)

uraginzajusou2014-3 (15).JPG


ところどころに万年雪。
ゆっくりと山に溶け出して、清流を作る。

uraginzajusou2014-3 (17).JPG


あれが三俣蓮華岳。

uraginzajusou2014-3 (18).JPG


登らずに、巻き道もありますが、どうしますか?

ギブアップしますか?

答えはNO。

uraginzajusou2014-3 (19).JPG


登りながら、やはり槍を写してしまうね。

uraginzajusou2014-3 (20).JPG


野の花なんか撮って、今日は余裕じゃん。

uraginzajusou2014-3 (21).JPG


おっ、リンドウだね。
なんつってね。

uraginzajusou2014-3 (22).JPG


三俣蓮華岳 2841m 登頂。(10:20)

uraginzajusou2014-3 (23).JPG


つぎは、双六岳を目指します。

uraginzajusou2014-3 (24).JPG


昨日に比べれば、なんと平和な道のりか。

uraginzajusou2014-3 (25).JPG


先に進んでいた隊長が、分岐点で待っている。

試しにお互いのリュックを交換して、その背負い心地を確かめてみる。

値段の違いは軽さと背負い心地に現れる。

uraginzajusou2014-3 (26).JPG


ここからも巻き道に行けますが・・・
ギブアップしますか?足の調子はどうですか?


答えは・・・No。

uraginzajusou2014-3 (27).JPG


槍ヶ岳を見ながら、歩く。

uraginzajusou2014-3 (28).JPG


双六岳 2560m 登頂。(12:30)

uraginzajusou2014-3 (29).JPG


ここから、本日のラストスパート。
双六岳から双六小屋までを下る。

uraginzajusou2014-3 (30).JPG


巻き道を来ていたら、ここで合流してました。

uraginzajusou2014-3 (31).JPG


あと、もう一息。

結構な勾配を下る。

下りがつづくと、やっぱり足に来るね。膝に来るね。

uraginzajusou2014-3 (32).JPG


やったぁ・・・。
双六小屋に到着。(13:50)

見覚えあります。

uraginzajusou2014-3 (33).JPG


隊長は先に到着していて、テント受付と
場所の確保を済ませてくれている。

テントを設営して、ビール。ビール。

まずは、おでんでビール。

uraginzajusou2014-3 (34).JPG


そして、2本目は贅沢にプレミアム。

よくがんばった!オレ!

晩飯は海老ピラフ。つまみはシシャモ。

uraginzajusou2014-3 (35).JPG


朝に登った鷲羽岳が見える。

あの山に登ったんだなぁ・・・・
と、感慨にふける。

uraginzajusou2014-3 (37).JPG


双六小屋のテン場。
中央の黄色い二つのテントが我らがテント。

暗くなるころにはテントにもぐりこみます。

uraginzajusou2014-3 (36).JPG


無事、3日目が終了。

結構大変だった2日目のあとだったけど、
なんとか目指す山々を登頂してきた。


明日は、下山。
距離があります。

足にきます。膝にきます。きっと。


2時起きで出発の準備します。


2014/09/hittaka@desk


hittaka@deskWo-king

北アルプス裏銀座縦走2014/山中3泊/②水晶岳

秋の北アルプス 裏銀座縦走 山中3泊4日の二日目。

例によって寝付きは良くなく、あまり眠れなかったが、
不思議なもので、横になって静かに目を閉じていると
それなりに疲れはとれてしまうようだ。

変なストレスもないからだろうな・・・。

2時半起床。

初日の登山を終えて、体の異変はなし。
今日も登山は続けられるようだ。

テントの中でもぞもぞと身支度をし、
朝食をとる。

湯を沸かし、スープを作る。
今日は、ミネストローネ。
そこに増えるワカメとドライ野菜入れる。

クラッカーを一袋崩して入れ、ふやかして食べる。
インスタントのカフェオレを入れて飲み、
ストーブ類、食器類をかたずける。

寝袋をたたみ、テンとマットや枕をたたむ。

暗闇の中でテントを撤収し、
最後にはきたくない靴をはく。

靴ずれと今日も1日付き合うことになる。


「悲しいお知らせがあります。」

と、唐突に隊長。

冷え込みの中、テントの中で腕時計を外していたら
一晩でバッテリーが消耗してしまった様子。

今回、隊長はバッテリー方面に難ありの相。


タイムキーパーを仰せつかり、あらためて、
暗闇の中でヘッドライトをつけ、道を探し出し、本日の歩みを始める。

uraginzajusou2014-2 (1).JPG


暗闇の中、東の空が白み始める。

uraginzajusou2014-2 (2).JPG


この世の中でもっともいちばん美しい時間。

uraginzajusou2014-2 (3).JPG


稜線上に出る。
野口五郎岳を目指す。

uraginzajusou2014-2 (4).JPG


日の出(5:38)

uraginzajusou2014-2 (5).JPG


北アルプスに朝が来る。
槍ヶ岳が見える。

uraginzajusou2014-2 (6).JPG


昨晩の寒波から逃げそびれてしまった小鳥。

uraginzajusou2014-2 (7).JPG


日が差す。
日の温かさを感じながら歩く。

uraginzajusou2014-2 (8).JPG


野口五郎小屋が突然現れる。

uraginzajusou2014-2 (9).JPG


野口五郎小屋。ここで小休憩。
CC.レモン500mlを買って飲み干す。(8:00)

uraginzajusou2014-2 (10).JPG


稜線上を再び進む。

uraginzajusou2014-2 (11).JPG


槍ヶ岳と笠が岳を見ながら進む。

uraginzajusou2014-2 (12).JPG


野口五郎岳は案外のっぺりした山でした。
但、北アルプスの山々を望む眺望はサイコーです。(8:28)

uraginzajusou2014-2 (13).JPG


雲ひとつない。

uraginzajusou2014-2 (14).JPG


気分よく進む。

uraginzajusou2014-2 (15).JPG


真砂分岐(9:12)

uraginzajusou2014-2 (16).JPG


槍ヶ岳が近づいてくる。

uraginzajusou2014-2 (17).JPG


隊長のテーマは、i-phon5でどこまで撮影できるか!?に変更。

uraginzajusou2014-2 (18).JPG


裏銀座をお地蔵さんに見守られながら進む。

uraginzajusou2014-2 (19).JPG


車沢乗越(10:35)

uraginzajusou2014-2 (20).JPG


野口五郎岳から水晶岳の後半、難易度が上がってくる。
気が抜けません。

uraginzajusou2014-2 (21).JPG


上り下りをくりかえす。

uraginzajusou2014-2 (22).JPG


隊長はの足取りは1,5倍くらい早い。

uraginzajusou2014-2 (23).JPG


水晶小屋についたら、お昼にしましょう。カレー食べましょう。
そんな言葉に奮い立たされて、小屋までもうひと踏ん張り。

uraginzajusou2014-2 (24).JPG


小屋に到着。(11:55)
休憩できる。荷物を下ろせる。靴を脱いで一息入れられる。
お昼が食べられる。

uraginzajusou2014-2 (25).JPG


今来た道を振り返る。
長かったなぁ・・・・がんばったぞ。俺。
歩き始めてから、8時間近く経っている。

uraginzajusou2014-2 (26).JPG


お昼には、カレーではなくて(メニューになく)
名物力汁をいただく。
味噌仕立ての汁におもちが二切れ入ってます。

絶品!!!

uraginzajusou2014-2 (27).JPG


一休みして、荷物をデポして、水晶岳を目指す。(12:30)

uraginzajusou2014-2 (28).JPG


15kgの荷物を下ろすと、なんと身軽なことか・・・。

uraginzajusou2014-2 (29).JPG


隊長。登頂。

uraginzajusou2014-2 (30).JPG


無事、水晶岳制覇2986m(13:05)

uraginzajusou2014-2 (32).JPG


水晶岳からの眺望。

uraginzajusou2014-2 (31).JPG


水晶岳から下山。
小屋で再び15kgの荷物を背負って、三俣山荘を目指す。

水晶を目指す人たちは、皆小屋周りに大きな荷物をデポしていく。

デポ!サイコー!!(14:00)

uraginzajusou2014-2 (33).JPG


ガレ場を歩きだす。
三俣山荘まではおよそ2時間の予定。

水晶小屋に留まるプランもあったが、ツアーが入っていて断念。
三俣山荘のテント場は素敵だとだれもが言う。

テントで気ままに過ごしたい。
もう2時間歩いて、自由を手に入れるのだ。

uraginzajusou2014-2 (34).JPG


ワリモ北分岐(14:40)

uraginzajusou2014-2 (35).JPG


岩苔乗越(14:50)

uraginzajusou2014-2 (36).JPG


ここからしばらく沢沿いを下っていく。

楽勝ムードを予感するが・・・・

uraginzajusou2014-2 (37).JPG


朝4時過ぎのスタートから10時間が過ぎ、流石に足に来ているか・・・。
ペースが明らかに落ちてくる。
気休めに野の花を撮ってみたりして・・・。

uraginzajusou2014-2 (38).JPG


澤に流れる清水とその音はすがすがしいが、
道は複雑でメンドクサイ。

uraginzajusou2014-2 (39).JPG


小休止に清流の水を飲む。
黒部川の源流。

隊長は、ハイドレーションと水筒に2.5リットルゲット。
重い重いと言いながら、どこか楽しそうである。

余裕綽々ですなぁ・・。

uraginzajusou2014-2 (40).JPG


下りきって、今度はテント場に向かって登っていく。

あまりのペースダウンに、作戦変更しましょうと、、水はあきらめ、
自分の荷物をいくらか隊長が引き受けて担いでくれる。

テント、マット、コンロなど、およそ2-3kg・・・・・ありがたい。

uraginzajusou2014-2 (41).JPG


ほら、黒部川源流の証。

uraginzajusou2014-2 (42).JPG


すぐそこかな。と思っている小屋がなかなか見えてこない。

14時に水晶小屋を出て、2時間のコースタイム。
16時到着目標を17時にし、17時半に変更する。

サスガに気持ちは焦るが、脚はなかなか動かない。

隊長は2倍速でさきに進み、
戻ってきて荷物を丸ごと引き受けてくれる。


ありがたい。・・・というか、情けない・・・というか、助かっちゃう・・・。

しかし、隊長、サスガっす。(16:40)

uraginzajusou2014-2 (43).JPG

テント場に着いたのはなんとか17時半ころだったかな。
もう、へとへとになってこの日のこのあとの写真はゼロ。

暗闇になる前にテントを設営。
ここは周りに流れる清流から水をひいていて、タダ。

ヘッドライトを点灯して夕食。
隊長が小屋まで行ってビールを買ってきてくれる。

いやー、しかし、歩いた歩いた。


大変だった、つらかった、というよりも、
テント場になんとか明るいうちにつけて良かったという
安堵感の中にいつまでも浸っている夜でした・・・。


2014/06/hittaka@desk


カテゴリー

アーカイブ