ハングタイム・ライターズ
何も見ない日はないのです。何も思わない日はないのです。
何も見ない日はないのです。何も思わない日はないのです。
昨年来任せられて担当している富士通の企業広告シリーズ。
この「すばる望遠鏡」のグラフィックはシリーズの一作目です。
グラフィックは新聞広告が主戦場でしたが、
電飾看板が出来ましたので、記念にパチリ。
望遠鏡を覗き込んで、目を輝かせる少年を撮影したのは、
富士山麓、朝霧高原で、カメラマンは藤岡直樹氏です。
グラフィックシリーズはその後、「アメダス」「農業」「消防」と、
富士通の提供する技術システムとのかかわりを続けて描き、
同時進行的にCMも制作にいたっています。
http://jad.fujitsu.com/adver/life/?pu=jad
昨今、タレントさんに頼りがちな世の中の表現に反して、
ノンタレキャスティングのドキュメントタッチのアプローチです。
15秒スポットばかりのなか、30秒、60秒の見ごたえのある、
作り応えのあるクリエイティブ環境でした。
今後もまだまだテーマをかえてシリーズは続きます。
先日、同社がスポンサードされている「出雲駅伝」で全4作が放映されました。
このイベントにCMを間に合わせるために、
この夏は夏休みもない日々を過ごしたのです。
今週末、「富士通レディース」にも流されるそうですよ。
普段は、「世界の車窓から」などの間にオンエアーされています。
今年、ノーベル化学賞に、日本人2名が選ばれました。
日本の技術力は、ほんとに素晴らしいですね。
2010/10/12/hitaka@desk
お彼岸が過ぎ、涼しくなってきました。
そこで、歩くの大好きWo-kingとしましては、
東京の人気スポット「高尾山」にいってまいりました。
標高600m足らず。
ほんとに気軽に行ける、コースです。
お天気のよい週末で、山頂はにぎわっています。
ハイヒールで来ているオバカさんも何人かお見うけしました。
気軽にもほどがあります。
高尾山の自然を都会っ子が身近に感じられますように。
高尾山は天狗の山でもあります。
天狗には2種類のデザインがあるのね・・・。なんて見方をしてしまいます。
1つは高い鼻。もう1つ口元は河童のようなやつ。
四天王のうち、多聞天。
多聞天はこんなお姿。
広目天の意味するところ。
そして、広目天様のお姿。
増長天には増長天の役割があります。
増長天の姿。
最後は、持国天。
四天王って響きがカッコイイ。
参道わきの緑色の紫陽花・・・。
高尾山の紫陽花は花をつけたまま秋を迎えるのです。
11月は紅葉祭があるそうです。
お蕎麦もおいしくいただきました。
2010/10/07/hitaka@desk
使用前・使用後という言葉があります。
広告はイメージを作り出すものでありますが、
そのためにこの「使用前・使用後」という方法論がよく使われます。
この商品を買えばいいことがありますよ。
というのが「使用後」を想像させるという表現方法。
「暑い日、お風呂上りにプシュっとよく冷えたビールを一杯」
「きれいなタレントさんが美しい髪をなびかせて歩いている」
あぁ、このビールを飲めばいっとき幸せな時間がすごせるのだなぁ。
あぁ、あのシャンプーを使えばあんなふうにきれいになれるのだなぁ。
という、普遍的王道的ど真ん中ストレートの広告表現です。
一方、この商品を買わなければ、たいへんなことになるかも・・。
というのが「使用前」をあらわにさせる表現です。
「見えないところにゴキブリが居ますよ・・・」
「見えないけれどもまな板に雑菌がいっぱい・・・」
「見えないけれども、将来事故にあったらどうします?・・・」
恐怖心や不安感を煽って(気づかせてなんていいますが)
商品購入の動機付けに結び付けさせています。
抗菌まわりの商品はみんなこれですね。
宗教や保険は不安に対抗するための、人間の英知の賜物ですが、
行き過ぎると不愉快なものです。
背中に張られた、動脈のイラスト。
生気のない、色あせたような画像処理。
呪いのような中東風の楽曲・・・。
クリエイティブ的にはエッジの効いた作りですが、
世の中的には賛否両論のようですよ。
賛否両論ある作品はそれはそれでよいのですが・・・。
2010/10/04/hitaka@desk
アメリカザリガニなんて、そりゃあ子供のころからいましたよ。
大きいつめがちょっと怖くて、そのころは「マッカチン」なんて呼んでいたっけ。
体の灰褐色のざりがには、体が一回り小さくて、つめも小さくて、
胴体が柔らかいので「ブヨ」なんて呼んで、少し蔑んでいましたなぁ。
見た目からも、圧倒的に「マッカチン」のほうに人気が集中していましたね。
池でも、川でも、沼地でも、物心ついたときから、
小学生の低学年のころまで、よく捕まえて、遊んでた。
最初は手掴みでザリガニか、かえるをつかまえて餌にする。
するめなんかが一本あまっていたら、それを餌にしてもOK。
裁縫箱から木綿の糸を一ひろ拝借して、釣りの仕掛けを作る。
小川なんかに入っていって、手づかみで捕まえるのも楽しい。
単純に子供同士間での勇気や行動力が試される。計られる。
カブトムシもクワガタも捕まえた。
トンボもメダカも捕まえた。
食べるわけでも、飼うわけでもない。
ただ、捕まえるだけの子供のハンティングなのだ。
そこにいるから捕まえられた。
居なくなれば、そんな遊びも思いつかない。
2010/09/24/hitaka@desk