広告はじっと見てもらえない。
だから、ある意味で瞬間芸というものが求められるのも事実です。
何処のスポンサーの発言なのか。何の商品なのか、どのブランドなのか。
視界の端っこにちょっと画像がかじっただけでも、
意識の底辺の無意識の情報と照らし合わせて、
それがなんなのかを理解してもらう必要があるんです。
それが瞬時にわかる必要が求められるのです。
瞬時に存在認識してもらうための絶好のアイテムの1つに「色」があります。
形よりも、色のほうが、瞬間芸として強いのですね。生理的というか・・・。
コカコーラならば・・・赤。
ならば、ポカリスウェットは・・・青。
カロリーメイトは・・・黄色。です。
「ブランド」イメージは一朝一夕には作られません。
印象的な表現を、手を変え品を変え、守るもののは守りつつ、
尚且つ継続して露出し続けることでしか、手に入らない財産です。
大塚製薬はそれが上手です。
頑固に、周知徹底的に、それをやり続け、やりきります。
タレントが変わっても、企画が変わっても、
BGMが変わっても、キーカラーは変えることがありません。
1つのお手本です。
2010/11/08/hitaka@desk