ハングタイム・ライターズ

何も見ない日はないのです。何も思わない日はないのです。

hittaka@desk

今日見た広告:榮倉奈々:サントリー・オールフリー

2011_01160001.JPG
これでーいいのだー。これでーいいのだー。
リアルタイムで天才バカボンを見ていた子供の頃は、
なんの疑問もなく、ただ子供心に「面白い」という一点だけで
見ていたものですが・・・
大人になって、いちいちをこうしてあらたまって見直してみますと、
深いですなぁ・・・。あれこれと・・・。
バカボンと名がついているのはバカボンですが、
バカなことするのは、バカボンのパパでバカボンはいたってまとも。
じゃあ、バカボンのパパはバカにした存在かというと、
さにあらず。あぁ、自分もあんなふうに自由に行動したいものだ。
ひとを傷つけず、ひとを嫌わず・・・。と
きっと当時もこころのどこかで思っていたに違いない。
しかも、奥さんは美人。ハジメちゃんはほんとうの天才。
バカボンのパパは、きっとただものじゃないはずだ・・・。
なんて憶測をかってにしてたはずに違いない。当時の少年たちは・・・。

オールフリー
アルコールもカロリーもゼロ。
だから、ビールテイスト飲料だけど、ドリンク後の行動も自由。
さて、「もっとも自由人」にふさわしいキャスティングといえば誰だ・・・?
それはバカボンのパパだ!!!。
そんな、クリエイティブの背景ですか・・・。
で、
バカボンのキャスティングを榮倉奈々にしたところが秀逸ですね。
表現の着地点が「カワイイ」ことはだいじですからねぇ。
音楽もGOOOOD
http://www.youtube.com/watch?v=upmYylPqcu4
悩む前に、へこむ前に、くよくよせずに口ずさもう♪

2011/01/27/hitaka@desk

hittaka@desk

梅&メジロ

2011_01160016.JPG
梅の花が咲きました。
唱歌「うぐいす」では、
♪梅の小枝にうぐいすが、春が来たよと鳴いてます。
と歌いますが、わが小さき庭には、ウグイスよりも
メジロがよくやってきます。
しかも、つがいで。
傷めてしまったみかんはこうして枝にさしておきます。
カラスにはとりにくい小枝の間にさしておきます。
家の中では、まず、ネコがみつけて右往左往したりします。

これはこれで、冬のささやかな愉しみであります。

2011/01/21/hitaka@desk

hittaka@desk

今日見た広告:草彅剛/今井美樹:冬のサクラ

2011_01140007.JPGのサムネール画像
人間は歳をとる。
アイドルだって、女優だって、モデルだって、子役だって歳をとる。
若さがが価値を導き出すという事はきっとたくさんある。
若さが導き出す美しさやはつらつさや無邪気さというものだ。
だけど、それだけにたよっていたとしたら、また
時間とともにその価値も自然と失っていくというものである。

上手にステージをあげていく。ということがある。
才能とともに、さまざまな「見えざる努力」というものを想像する。
単なるアイドルが他分野で能力を花開かせ、ヒットを打ち続ける。
という事は、並大抵のことではないはずだと想像する。

ドラマ、バラエティー、映画、エンターテインメント、CMと
つぎつぎと表情をかえてパフォーマンスを続け、
なかなか衰えの見えないかたであります。

にしてもこの構図、色感、雪の中の白いマフラー・・・
どこかで見たことのある、世界です・・・。と思ったら、「冬ソナ」でした。
チェ・ジウが友情出演するらしいですよ。

2011/01/18/hitaka@desk

hittaka@desk

今日見たライブ:志の輔らくごin パルコ2011

今年も行って参りました。
2011年新春「志の輔らくご」
2011_01140003.JPG
2011_01140004.JPG
2011_01140006.JPG
「だくだく」は長屋噺の古典。
へんな言い方ですが、安心して聞けます。笑えます。
安心して笑える。というのも、ダイジなことなんです。
「ガラガラ」は新作落語。商店街のガラガラ抽選の場を舞台にした噺。
会場が一体になって揺れていました。
そして、PARCO劇場での恒例の演出にもなっている、サゲのあとの大仕掛け。
笑いと拍手と新鮮な感心を呼びます。毎年毎年たいしたもんです。
「大河への道」は伊能忠敬をテーマにした、新作。
軽妙なエピソードや笑いから、やがて神妙でデドラマチックな世界へと導いていく噺。
いつしか会場はしんと静まり返って、
師匠の吐息一つさえも聞きのがさんと、舞台に集中しています。
マクラを含め、1時間ばかりの大作です。

6時半開演から、3時間を越える舞台。
人間の体一つ口一つで会場を満足させ、納得させ、幸せな気分にして
正月のホールを一体化させるこの落語という芸のたくましさ、深さ。

いいですなぁ。落語。

個人的には、談志師匠ファンゆえの志の輔ファンですから、
まくらでもなんでも、そのあたりのからみを
もっともっと聞きたいし、期待してしまうんですね。ついつい。

2011/01/13/hitaka@desk


hittaka@desk

今日見た広告:新垣結衣:東京メトロ

2011_01030001.JPG
あけましておめでとうございます。

2011年も、巷で見かけた気になる広告をご紹介していきたいと思います。
とかいいつつ、すっかり、町の広告の様子も変わってきました。
それも、これも、インターネットの影響ですね。
特に、交通広告は惨憺たる状況です。
昔は、もっと、駅貼りポスターなんていうと、
カッコものがいっぱいあったんですけどねー・・・。

「広告」はなくなりません。
でも、広告の形態や様相は変わります。
レコードがCDになったように。
CDがネット配信になったように。
その目的はなくならなくても、アプローチの仕方が変わってくるんです。
そこに、うまくミートできないと、広告人は職を失うことになります。

でも、
そういうときにこそ、また「差」が出来てくるものなんです。
交通広告の媒体価値はネットの存在前後では変わりました。
価値がさがったので、評価額がさがりました。
ゆえに、制作のコスト(ギャラとかね)は下がりました。
媒体効果がさがったので、一流の企業は出稿を見合わせるようになりました。
かわりに、資本の乏しい業者がそこに広告を出稿する様になりました。
そうしてこうして質のイマイチな表現が増えたのも確かです。
サントリーや資生堂と沿線の不動産屋や医者とが同じ媒体にのっかているし・・。
もっといえば、出稿そのものがなくなってきました・・・。
空きスペースがずらりと並ぶ寂しい光景なんてこともよくあります。
みんな、ポスターをみるよりも、ケータイを見ているからです。
「広告」そのものの総量(広告の情報の総量)はむしろ、年々増えています。
要は、町行くの人々のその情報の仕入先が変わってきているのですね。

ポスターの表現とケータイの表現は違うんですよー・・・!
(と、どんなことであれ、「クライアント」になった方には言いたいっす)

よいものはよい。
これは、変わりません。
そして、わかるヒトには、わかる。
これも変わりません。

こんなときにこそ、「差」が表れます。
「実力の差」というものが、混沌の時代にものを言います。
センスのいい人は、こんなときにうまくそれを利用する人達です。
そんな、きらりとひかるものを見つけたときに、
ここに紹介していきたい2011年の「今日見た広告」でございます。

2011/01/03/hitaka@desk

カテゴリー

アーカイブ