ハングタイム・ライターズ
何も見ない日はないのです。何も思わない日はないのです。
何も見ない日はないのです。何も思わない日はないのです。
いや、VFXの進化のおかげで、もう、
今の映画はなんでもありなわけです。
昔は粘土細工で一個ずつ動かしていたものが、
いま、CGの進化でやりたい放題なわけです。
SFの愉しみは、その、「ありえない世界」のお話を
人間の頭のなかで勝手に映像化して喜んだり怖がったりするもんです。
いや、SFに限らず、時代物もパニックものもみんなそう。
自分の想像力の分だけ喜びも恐怖も驚きも拡大するんです。
でも、あまりに精巧な映像はそこに想像をつけたす領域を与えなくなってしまうんです。
ここまで映像技術が進化すると、嘘も本当も境目がなくなっちゃう。
リアルもバーチャルも定義さえ曖昧になってきちゃう。
月面着陸もUFOも宇宙人も恐竜も竜巻もシーラカンスも
驚きがなくなっちゃう。
驚きがなくなると、喜びも失望もなくなっちゃうんです。
完成度と感動は正比例しないもんです。
あ、アイアンマンの内容とは、まったく関係ない話ですけどね。
こういうおもちゃのような映画はそれはそれで愉しむのがいいんです。
2011/02/14/hitaka@desk
えー、なんだかゆっくり目に会社に出ればいいや。なんて日に、
ちょうどテクテク井の頭線沿いを歩いていて、それがお昼時で、
そのとき下北沢あたりを通過しているぞなんてときには、
御存知「なすおやじ」でお昼をいただいたりします。
カレーもうまいし、お店も整理されているし、路地おくで
常連さんが行きつけにしている感じでいて、気分も落ち着くし、
好きな店ですわ。
写真は、ビーフ・チキン・野菜・きのこ、の全部入りスペシャル。
付け合せのラッキョウをたっぷり入れていただきます。
看板の「この先63歩」は笑えます。が、
この前数えてみたら、ホントに63歩でした。
ホントに数える人、結構いるんだって。
そりゃそーだろうな。
デルモニコスの森君も仲良しみたいですよ。
2011/02/09/hitaka@desk
偉大な近代日本の芸術家。
会ったことも、話したことも、見かけたこともありません。
その存在とは、メディアの中でしかお目にかかったことはありません。
ただ、氏の絶大なるエネルギー量は想像に難くなく。
また一方で想像を絶するものであったのだろうとも思うのです。
描いてきた、創造してきた数々の作品がもたらす圧倒的なパワー。
その作品を作り出す過程にある岡本太郎という人間の存在感。強烈な個性。
生み出された作品よりも、作家の存在、活動、行動、言動、歴史がさらに異質。
ちゃんと、作品群を見たことが無いので、これは見に行かなくては・・・。
「芸術はバクハツだ」と言った。
「グラスの底に顔があったっていいじゃないか」とも言ったけどね。
2011/02/08/hitaka@desk