ハングタイム・ライターズ

何も見ない日はないのです。何も思わない日はないのです。

hittaka@desk

トンビといったりトビといったり。
漢字で書くと、「鳶」と書きます。
都心から、湘南の地に移り住んで、何が違うかってことの一つに、
このトンビの存在があります。
海に行けばもちろん、山あいにも、いつもこのトンビの姿が目に付きます。

朝は、ぴーひゃららとこののどかな鳴き声で目が覚めます。

で、まだまだ、このトンビの姿がものめずらしいので、カメラをもっていれば、
なんだかトンビの姿を納めようとレンズを向けてしまいます。
海沿いにいると、結構近くに来たりするんです。
観光客の持ってるおやつやお弁当を狙ってくるんです。
小さなデジカメで飛んでる鳥をファインダーに納めるのは
思ったよりも難しいのです。
こんな時、ちょっといいカメラが欲しくなります。

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曇りの日は、晴れた日よりも光量が少ないので、
ピントが合いづらいのですね。
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桜に鳶
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葉桜に鳶
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庭から見上げると、おなじみの光景・・・。
お気に入りの場所なのね。

きりが無いので、このへんで。

2011/05/08/hitaka@desk

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Wedding Party Shingo & Tomoko

思い起こせば、下北沢ドナテロウズでマッスルズのやからに
アイスをすくってくれていた智チャンは、あの頃まだ大学生でした。
それから、なんだかんだとパティシエを志し、
フランスなんぞにも留学して、立派にパティシエになり、
それやこれやで浜松町で知人と小ぶりなお店を始めたかと思えば、
結婚&おめでただでお店のほうは卒業だと報告があったりの、
てんやわんやの2010-2011でした。

そんな智チャンからWedding Partyの招待をいただきましたので、
いってまいりました。4月の終わり、GWの始まりのことでございます。

会場は、新郎新婦の自宅の庭で。
新郎の慎吾さんは、大学のひとつ上の先輩だそうです。
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人前式が始まります。
結婚指輪をおいっこめいっこが渡します。
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アタマには花の冠。かっわいー。
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手作りパーティーのそこかしこで、言い臭いがしてきました。
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バーコーナーにはドリンクがたっぷりと。
旦那さんは外苑前でカフェを経営との事です。
スタッフは、仲間や後輩たち。イケメンたちがてきぱきと働きます。
なるほどなるほど。
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会場全景・・・といいたいところですが、
カメラに収まりきれないので、これで半分くらい。
メインの会場の芝の庭にイスをおいて。
100数十人は来場していたんじゃないかな。
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春の日差しにドリンクたちがキラキラ。
まるで広告写真みたいであります。
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正面のアプローチ。
飾りつけも自分たちでしたそうです。
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行き着けの飲み屋さん「エニシ」のスタッフも全面協力。
旦那さんの人柄と、日頃の飲みっぷりがうかがえます。
本格BBQセットではおいしいお肉を焼いてその場でハンバーガーを作ります。
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お祝いの花たちも春の日差しを受けてキラキラ。
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あたくしは庭の作りや小道具や演出が気になってしょうがない・・・。
コレは、鳥の餌場。・・・おしゃれねぇ。
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再びバーコーナー。美人がきたので、あらためてSHOOOOOT!
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玄関へのアプローチ。・・・行き届いた庭造りを観察。
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ここで、新婦渾身の作。
マカロンウェディングケーキの登場。
前日、夜遅くまで作っていたそうです。・・・さすが、プロ。
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なんていうんですか、ファーストバイトっていうんですか。ケーキニュウトウっていうんですか。
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おいしかったなぁ。サングリア。
フルーツにワインとトロピカルジュースとカシスリキュールを少々。
だそうです。だんなさんから聞きました。・・・さすが、プロ。
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どこかのチビちゃんも働き始めました。
右の入れ物から左の入れ物へ。左の入れ物から、右の入れ物へ。
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逗子のビーチでウィンドやってた友達もお祝いに駆けつけました。
「スマートカジュアル・OK?」だって。・・・大爆笑!!
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欧米かっ!?ってなんども突っ込みを入れたくなるくらい、
おしゃれなパーティーでした。
きさくで、きどってなくって、それでいてしゃれていて、
ゆきとどいていて、かわいらしくて、たのしくて・・・。
ケータリングを担当されていた、「Party Desigin」の江川さんも、
「なんだか、ほんと、素敵で、お庭もおうちもパーティーのためにあるみたい。」
なんて、言っていましたっけ。
実際、式にこられた女性陣で、ここでウェディングパーティしたい。
って言っているかたが何人も出現しているそうです。

新郎のお父様のスピーチも素敵でした。
お天気がよくってサイコーでした。
末永く、おしあわせに!!!

2011/05/06/hitaka@desk


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Wo-king 鎌倉→逗子

歩くの大好きWo-kingの名に懸けて、
ここは一つ、逗子・鎌倉間くらいは、軽く踏破しておかねばなるまい。
と、早めの会社帰りをいいことに、鎌倉で下車。
これまでの経験をいかして、道程は勘と運にまかせて、逗子を目指すのだ。
ま、一駅だし・・・。

たしか、海岸線に道があったな。
どうせなら、気持ちがいい通りがいいな。と海岸まで出てみました。
由比ガ浜海岸。
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そして、川の東側が材木座海岸。
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見上げれば、トンビがぴーひゃらら。
のどかですなぁ・・・。などと、まだこのときは余裕かましてました。
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しばらく、海岸沿いの通りを進んでいくと、先にはトンネル。
なんだか、トンネルはいやだなぁ・・・。と浜辺を進み、
歩いて歩いて、逗子マリーナにたどり着きました。
きっと、ここら当たりでも、中間地点のまだまだ手前。
方角はわかるが、道は知らない・・・。海岸線に道はなく。
さりとて、車のとおりの激しいトンネル道路を歩く気になれず、
住宅街に入っていく。
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急勾配を歩いて歩いて、
ここが噂の、有名な披露山庭園住宅街。
ここに住んでいる人は、高級車を所有していて、坂道なんか気にしないのだ。
右も左も前も後ろも超がつく高級住宅ばかり。
モデルハウスのような超高級住宅しかございません。
監視カメラなどもしっかり設置され、職務質問などされやしないか、不安になってくる。
おまえなどのような小市民のくるようなところじゃないのだぞ。
などと言われやしないか、不安になってくる。
そのときは、決して怪しいものではない。と正直に言い、
先月末に逗子に越してきたばかりのもだと言い、
歩くのが大好きな人間なのだと言い、
今日は、仕事がたまたま早く終わったので、
鎌倉から逗子まで歩いてみようと、本当にココロからそう思っただけなのだ。
と、正直に言おうと思っていた。
そして、道がわからないので、いっそ教えてもらおう。と思っていたのだ・・・。

しかし、人は通らず、陽が傾いてきて、不安になってくる。
逗子側に抜けられるかもわからず、独り不安になってくる。
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高級住宅街の上のほうまで来て、
ようやく道の向こうに逗子の海が見えてきた。
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披露山公園へ抜ける標識を見つけ、ようやく生きた心地にもどる。
もお、かれこれ一時間は優に過ぎた。
公園から展望する逗子湾にココロを静める。
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公園名物の猿園を撮る。
しかし、ココロが動揺していて、焦点が定まらない。
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ふりかえれば、美しい夕日。
通り過ぎてきた、高級住宅街、マリーナ、由比ガ浜海岸の先に、江ノ島が見える。
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きょうは、富士山がきれいだ。
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いやー、井の頭線沿いを歩くのとは、訳が違います。
田舎の一駅を軽く見ちゃぁいけません。
と、反省しつつ、逗子の居酒屋で、生還を独り祝した春でした。

2011/04/28/hitaka@desk


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引越し物語・画材

引越しは、片付けながら荷造りします。

で、しばらく手をつけていなかった、忘れられていた、
押入れの奥のほうに潜んでいたやつが、久しぶりに出てきます。

アクリル絵の具たち。・・・
古いやつは、高校1年の授業で使ったやつ。
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昭和の雰囲気をバリバリ醸し出してる、缶の箱を開けると・・・
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ここには、アクリルガッシュがぎっしりと。
これは、大人になってからそろえたやつ。
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ほかの缶には、筆の数々・・・
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お、お、お・・・これは、石膏デッサンに使っていた、鉛筆たち。
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パステルの一群は、大学時代にそろえたもの。
美しいですなぁ。これだけで。
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使いかけのパレットや紙皿や紙コップ・・・。
これは、捨てるか。さすがに。
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お。お。お。
デザイン製図道具!!!
烏口!!!
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こんなもん、もう、使いません。でも、捨てられません。
ヒトはヒトのものは、興味が無いそうです。
ヒトはヒトのものは、捨てたらいいのに。と思うのだそうです。

でも、なんだかこれは、まだ、捨てられませんよ。

2011/04/23/hitaka@desk

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春山景

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春の山は一日一日とめまぐるしく表情を変える。
落葉樹に新芽が出始める頃から、重い色合いのモノトーンの山は
うっすらと乳白色のもやがかかったようなたたずまい。
そして桜の花が咲く今頃を頂点に、
その賑わいと複雑で混沌とした美しさは、目をみはるよう。

常緑の照葉樹は深い緑。
新芽を出し始めた木々は、産毛のはえた薄皮をぬぎながら
日毎さまざまに色を変化させ、やがて明るい葉の色を見せ始める。
ケヤキの木は明るい黄緑色の葉。
サクラの花は微妙な桜色のグラデーション。
山桜は花は白。葉は鮮やかな黄緑色。

秋の山の紅葉は、色彩の方向はある一定方向を示しているのに対し、
春の山は実に自由で奔放な変化と成長を見せてくれる。

山が近くにある。鳥が鳴いている。
それだけで、ちょっと得した気分になる。

2011/04/13/hitaka@desk

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