ハングタイム・ライターズ

何も見ない日はないのです。何も思わない日はないのです。

hittaka@desk今日見た広告

今日見たライブ:志の輔らくごin パルコ2011

今年も行って参りました。
2011年新春「志の輔らくご」
2011_01140003.JPG
2011_01140004.JPG
2011_01140006.JPG
「だくだく」は長屋噺の古典。
へんな言い方ですが、安心して聞けます。笑えます。
安心して笑える。というのも、ダイジなことなんです。
「ガラガラ」は新作落語。商店街のガラガラ抽選の場を舞台にした噺。
会場が一体になって揺れていました。
そして、PARCO劇場での恒例の演出にもなっている、サゲのあとの大仕掛け。
笑いと拍手と新鮮な感心を呼びます。毎年毎年たいしたもんです。
「大河への道」は伊能忠敬をテーマにした、新作。
軽妙なエピソードや笑いから、やがて神妙でデドラマチックな世界へと導いていく噺。
いつしか会場はしんと静まり返って、
師匠の吐息一つさえも聞きのがさんと、舞台に集中しています。
マクラを含め、1時間ばかりの大作です。

6時半開演から、3時間を越える舞台。
人間の体一つ口一つで会場を満足させ、納得させ、幸せな気分にして
正月のホールを一体化させるこの落語という芸のたくましさ、深さ。

いいですなぁ。落語。

個人的には、談志師匠ファンゆえの志の輔ファンですから、
まくらでもなんでも、そのあたりのからみを
もっともっと聞きたいし、期待してしまうんですね。ついつい。

2011/01/13/hitaka@desk


カテゴリー

アーカイブ