ハングタイム・ライターズ
何も見ない日はないのです。何も思わない日はないのです。
何も見ない日はないのです。何も思わない日はないのです。
MEXICO 2012_vol.3
Cenote and Souvenir
セノーテと土産物
チチェン・イッツァは観光地になっているので当然土産物屋さんがたくさん。
それと、聖なる泉、井戸『セノーテ』があります。
チチェン・イッツァからバスで5分ほど手前にあるセノーテ。
最初にここに行きました。
自分は泳ぎませんでしたが、飛び込み台あり、泳ぎ放題です。
ユカタン半島はその昔、
隕石が落下し石灰が降り積もって今の大地が形成されました。
その石灰岩地帯に見られる陥没穴に地下水が溜まってできたのが
天然の井戸、セノーテです。
このセノーテはいくつもあり地下水で繋がっているので枯れることはありません。
河のない密林の中になぜ文明が栄えることができたのかがこれで説明がつきます。
ただそれでも雨水は作物に必要で雨と作物豊穣を祈って
供物を捧げる場でもあったそうです。
もうひとつ、チチェン・イッツァ遺跡内にあるセノーテです。
こちらは水も濁っており降りることはできない危険な場所なので泳げません。
それ以前に、
ここには生贄になった人の骨が十数体見つかっており恐ろしいところです。
ここも霊感が強い人は近づけないスポット。。
土産物屋にて。
マヤ文字を名前で綴ってペンダントを作ってくれる鍛冶屋?職人。
なぜかシンパシーを感じます。(笑
色鮮やかな織物。南国の人の色彩感覚はなぜかどこも原色でカラフルです。
ターコイズブルーのお面。
ターコイズブルーって思わずハっとする色で美しいです。
こういったお面やレリーフのお土産は、
木彫りのものと粘土で型どりしたものとあります。
売っている側でひたすら彫っている職人になぜかまたシンパシーを感じる。(笑
以上、チチェン・イッツァ編は終わり。
チチェン・イッツァ、その周辺です。
当時はここに生贄の生首を並べられたそうで
ガイドさん曰く、霊感が強い人はここに近寄れないそうです。
頭頂部には有名なチャックモールが置かれています。
ここに生贄から取り出した心臓を置いたのか。。
古代都市『チチェン・イツァ』は、
6世紀頃の「旧チチェン」と10世紀以降の「新チチェン」期に
分けられるそうで旧チチェン期では、
その残虐性はなかったそうで人を生贄にするようになったのは
後期の新チチェン期になってから。
人間の残虐性は歴史を見れば明らかですが、
古代このような優れた石造建築を造る技術がありつつも
生贄で人を捧げるような信仰が同居する人間とはかくも不思議だなと思います。
・・・それは現代においても変わらないのかも知れません。
カラコル(貝)と呼ばれる天文台。
太陽や金星の観測をしていたそうです。
トップの写真にあるチチェンイッツァ遺跡メインのピラミッド
『エル・カスティーヨ』(城)が
春分、秋分の日、影の作用で階段に『ククルカン』(羽の生えた蛇)が
降臨するのは有名ですが
こうした優れた天文知識には驚くほかありません。
古代文明の謎、、これぞロマンです。(笑