ハングタイム・ライターズ

何も見ない日はないのです。何も思わない日はないのです。

MOSAIC

How to Build SAFS (5)

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マシーネンクリーガー S.A.F.S.
日東1/6ソフビキットの制作(5)

5回目は、、続・可動編『ラバーカバー』です。

あまり面白くない画像が続きます。
3回目の記事で間接をボールジョイントにしたのは記しましたが、
その続きです。
マシーネンのスーツ機体のほとんどは間接がラバーで覆われています。
今回はそのラバーを被せる工作を紹介します。

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ハンズで適当に買ってきた『電池バネ』と『熱収縮チューブ』。

『熱収縮チューブ』、、
ドライヤーなどで熱を与えると縮むゴム状のチューブで
配線などで使われているものです。サイズもいろいろあります。
写真では2種しか映ってませんが、径の違う3種類買ってきました。

これで関節部分を再現します。

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『電池バネ』は、チューブが折り曲がった際、
ベコっとへこみすぎないようにするための
"テンション"として『肩』『足首』『左ひじ』に使いました。
が、、結果から言うと、熱収縮チューブのほうが
フニャフニャするほど薄くなく厚手で
しかも熱を与えると縮んで少し固くなるので・・・
無くてもぜんぜんOK。(笑
むしろテンションがかかりすぎて邪魔だったかも知れません。
ただ、足首は加重がかかるので入れて良かったと思います。

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肩の部分、バネを腕の方向に90°曲げ伸ばしてから
肩のジョイントに接着。
接着はピンバイスで穴をあけ、
針金をL字に曲げて多少のことでは取れないようしっかりと。

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その後、チューブを被せてライターで端を収縮させつつ接着。
成功例と、、収縮させすぎて丈が短くなりすぎた失敗例。
切り取ってまたやり直し。。

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左腕。
チューブは、ドライヤーだと熱が全体に伝わってしまうので
ライターで様子を見ながら部分的に縮ませます。
キットを燃やさないよう要注意。
腕のほうへは、最初にボールジョイントをはめてから
服を着せるように中へ押し込みます。
その後、部分的に瞬着しました。

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右腕。 同じくこのように。

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左ひじ。 ここもバネを入れましたが、
必要ないので取っちゃおうかと思ってます。

足首も同じ要領でつけました。そして、

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はい、1/6 ソフビ SAFS、可動間接のいっちょ上がりです。

ここまでやって、、惜しむらくは、
ハッチのマグネットによる固定ができなかったこと。。
上にのせて作業チェックしてる際、何度も落としてしまいます。。

もう、撮りためた画像での紹介もほとんど消化。
あと『ケインの顔』くらいか。
今日中には完成するかもです。

次回は、、完成のお披露目です。

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How to Build SAFS (4)

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マシーネンクリーガー S.A.F.S.
日東1/6ソフビキットの制作(4)

4回目は、、『基本塗装』です。

ソフビの場合、
ラッカー系塗料をそのまま塗った後に『表面を引っ掻いたりすると
スグ剥がれて』しまいます。。
エナメル系塗料をそのまま塗ると
『いつまでも乾かないベタベタした物体』になるそうです。。
そのために専用のソフビカラーが売っていますが、
色数を揃えるのも大変なので
ソフビ下地スプレー、もしくはソフビカラーツヤ消し黒のスプレーを
ベースに塗った上で基本塗装に入ります。

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念には念を入れ、下地スプレー&黒スプレーを吹いた上で
メタルカラーを塗り塗り。
本来、ソフビにラッカー系のメタルや銀は
あまり良くないらしいですが、これを塗らないと
バリア塗装によるハゲチョロが楽しめないので。
まぁ、下地を塗ってるので大丈夫でしょう。
ちなみに、見えないウラ側もスプレーで真っ黒にしてます。
光の透過を徹底して排除するためです。

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メタルカラーが乾いたら、ティッシュなどで
磨きメタルのツヤを出します。
このメタルな状態、好きです。w
その後、バリア塗装のメタルプライマーをスプレー。
(離型剤スプレーの代用です)

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で、機体色の塗装です。
当初『この色で塗ろうと考えていた色』があるんですが、、
この↓見本カッコイイなんて思い、、真似しかけたのが上の画像。。

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前回のファイアーボールで
『想定外な色になってしまった苦い過去』を思い起こしつつ、、
「ここは安パイで見本を真似しようかな...」などと考えて、、
いろいろ悩みましたが、、

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初志貫徹!当初考えていた色『ザクカラー』にしました!
調色も塗装の楽しみの1つ。自分なりの色を作るの楽しいですよね。

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コクピット?、機体内色は機体色とコントラストを
つけたかったので明るめのガルグレー。
(実際は128番に白とかを混ぜた気がします)
気分としては、こんな感じ↓です。

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AFVというより航空機テイストですが、、
自分だったら黒ずんだ汚いスーツに乗りたくないな。。
と思ったりして(笑)
割と清潔 & 高性能(?)なイメージにしてみたつもりです。

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で、デカール。これまた悩みました。。
最初、余りもののデカール『 R 』を貼ってみましたが、
SAFSにしてはモダン過ぎると思い、、

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考え直し、貼り直し。手書き風のデカール『 G 』にしました。
同じ大きさのしかなかったので頭の『 G 』は、
少し大きく筆塗りで対応。
ちなみにこの『 Gにサイコロマーク 』。
ちゃんと乗ってる兵の名前があるんですが、
詳しくないので分かりません。。


5回目は、続・可動編「ラバーカバー」かな。。


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How to Build SAFS (3)

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マシーネンクリーガー S.A.F.S.
日東1/6ソフビキットの制作(3)

3回目は、、可動編『こ、こいつ動くぞ!』です。

ちょっと飽きてきましたか? 私は、、ちょっと飽きてきました。(笑
この1/6ソフビのSAFSを可動式にするための作業、本番です。

【用意するもの】
・ボールジョイント(特大)
・エポパテ
・木工用エポパテ
・石膏
・おもり(釣り具の上州屋にて購入)
・黒い瞬間接着剤
・瞬間接着剤用硬化スプレー

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足です。

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脚です。

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股関節の腰部分と、前後のアーマーです。

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百聞は一見に如かず。こんな↑感じで作りました。

夏場、ソフビのヘタレを考えると
空洞は埋めてしまったほうが良いみたいですが、
ボールジョイントの耐性を考えると
少しでも軽いほうが良いということで、このようになりました。
ヒザの可動は、、かなり悩みましたが、
耐性を考えてそのままに。(妥協とも言います)
気休めですが、ヒザの内側にはパテを盛ってゆがみ防止。(...になるのかな?)
ちなみに普通のエポパテと木工用エポパテは、適当に使い分けてます。

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スソ部分、ちょっと形状変更しましたが、これはあまり意味なかったです。。

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腕のほうも、、

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足と同じ要領。こんな感じです。

関節部のラバー(?)カバーは? また追って。

あ、

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もちろん、シーカーも(画像よりもっと)伸びます伸びます♪

4回目は、続・可動編「ラバーカバー」ではなく、「基本塗装」に入ります。

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How to Build SAFS (2)

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マシーネンクリーガー S.A.F.S.
日東1/6ソフビキットの制作(2)

2回目は、、『マグネットパワー』です。(笑


前回、コクピットハッチの整形でなぜ、
あんなに苦労したのか? 答えは、
『ハッチ裏側』、、内フタとの整合性。
最初、コクピットハッチ外側のカタチを整えるのは簡単だったんですが、
内側を作ってからが、さぁ大変。今回もまたシュールな画像が続きます。

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このキットは↑のようにコクピットハッチが
「内フタ」と「外フタ」を合わせるように
なっているんですが、そのままつけると
ソフビの厚みでちゃんとハッチが閉じない(!)
というシロモノ。。
『ハッチオープン状態限定で作る』もしくは
『内フタを付けずに閉じた状態で作る』分には
問題ないんですが、私は両方再現したい!

ということで、、

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内フタのディテール部分を切り取り移植、造形し始めました。
(色が違うのは、
前回作ったファイアーボールのあまりを使っているから)

なおかつ、閉じた状態で逆さにしてもハッチがとれないようにしたい!

ということで『マグネット作戦』を始動したから、さぁ大変。

外フタ内側の周囲にテープ磁石
(ホワイトボードに貼ったりするアレです)を
かなり面倒でしたがなんとかつけて、、

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こんな感じに。

もとの内フタと比べると、、

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こんな感じ。ある程度カタチになりました。

ただ、、この磁石、
ボディのほうにも付けないと当然くっつかない訳で、、さぁ、大変。

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(すでに NGとバレてますが..)埋め込みました。ボディ側に磁石。

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さらに埋め込みました。ハッチ側にも追加の磁石。

そして

入念に磁石の位置を計って埋め込んだこのハッチ、さぁ、ピタッとくっつくか!?


・・・

くっつきました!ピタッと!でも微妙にズレて。。orz

最初に仕込んだフタを一周するテープ磁石の磁界影響しているのか...??

・・・

気を取り直し、NG部分の埋め込んだ磁石を切り取り、一回目のアノ整形が延々続く。。

最初にエポパテを盛ってるのであるハズなんですがこうしていじっているうちに気付きました。

ソフビはビミョ~に歪んできます。やっぱり。


・・・

で、なんとか↓これでオッケー。

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残した磁石だけで "なんとな~く" くっついてるかな。
って感じですが、、妥協。。

せめて、、ヨコずれしないようにプラ板でくさびを追加しました。


あと、作業は前後しますが、こんな形状変更をしました。

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後頭部の丸みをちゃんとタマゴ型ラインに整形。
実際、元祖の1/20を作ったことがないので、
こんなに丸くはないのかも知れませんが。
それと、腰の部分を2mm延長。ちまちまと作業は続きます。


3回目は、可動編「こ、こいつ動くぞ!」です。

MOSAIC

How to Build SAFS (1)

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ちょっと前の話・・・。

マシーネンクリーガー S.A.F.S.
日東1/6ソフビキットの制作(1)

ご無沙汰です。ご無沙汰の間に、
黙々とコレを作るために手を動かしていました。ただひたすらに。

すでに基本塗装も終えそうなところまで進んでいますが
ちょこちょこ撮りためた画像を制作記としてアップしていきたいと思います。
ただ、3歩進んで2歩下がるようなことをしているので、、
パーツごと、行程ごとにアップしようと思います。
タイトルは、How to Build なんてカッコつけちゃいましたが、
How to Build GUNDUM へのオマージュです。

ちなみに今回はソフビキットにも関わらず、、『可動式』に挑戦!
横山センセも、伊原源蔵プロも、
MG&HJ合同コンペで大賞を獲られたりょうへい氏も
こんなアホなことしてないですね。
たぶんトイズマッコイの1/6が出てる今、日本で私だけかも知れません。
でも気持ちは、、トイズマッコイのアレには負けないぞ、と。(笑

で、
1回目は、、

『コクピットハッチの形状修正』です。(トイレのフタじゃありません)

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このキットを持っている方なら分かると思いますが、このハッチ、
ボディと微妙にツラが合っていないのでパテで修正。
ソフビの厚みを考慮していなかったのか
『ハッチ裏側』も合わせると締まらなかったりします。
で、"最初"上の画像でほぼカタチは整った。ハズなんですが、、

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なぜか、修正。エポパテに次いでポリパテ、黒い瞬着やらで整え直し、、

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なぜか、また修正。今度はポリパテで覆い始めて、、

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やっと整ったな。 ということで、ボディの塗装に入った、、

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のに、またまた修正。。なぜだッ!? 坊やだからか!?

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盛って、削って、洗って。盛って、削って、洗って・・・

houtobuildsafs-1-8.jpg
ボディのベース塗装すら剥がして、、やっと整えました。。


一発目でカタチは出ていたハズなのに、なぜ???

答えは、、2回目につづく。

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