勝沼ワイナリー巡りのもうひとつのお目当ては、勝沼醸造です。
三軒茶屋の和食料理屋さん「夕(せき)」のご主人のお薦めで
「アルガブランカ・クラレーザ」という白ワインを飲ませていただいてから
すっかりこのワイナリーのファンになってしまいました。
テイスティングは500円で、ワインサーバーから飲みたいものを
自分で好きなだけグラスに注いで飲むという素敵なシステム。
甲州種の白だけで12種類もあります。
うち6種は、ぶどうの栽培家・栽培地別に300本限定で生産されていて
ここのワイナリーでしか購入できないレア物です。
ワイナリーの2階は、ワイングラスの名門リーデル社の
グラスとデキャンタのギャラリーになっています。
全種類集めてみたくなります。
ワイナリーから徒歩10分のところにある
勝沼醸造直営レストラン「風」は、
長崎の大浦天主堂をイメージしたクラシックな趣のあるレストランです。
ぶどう畑をバックに、勝沼醸造の白ワインをいただきます。
これぞ、地産地消!なんて贅沢なんでしょう。
「風」の名物、ローストビーフ!!!
テーブルの目の前でシェフが切り分けてくださいます。
お肉には赤ワインを合わせるという常識がありますが、
なんと、ここのレストランのオススメは「ピッパ」という甲州種の白ワイン。
果実香と樽香のバランスがよく、複雑な味わい。
ローストビーフとの意外なマリアージュも大成功でした。