ハングタイム・ライターズ
何も見ない日はないのです。何も思わない日はないのです。
何も見ない日はないのです。何も思わない日はないのです。
half track productsのNewライン「GYR」新作入荷です。
タープ用のケースは筒状のものが多いですが、
タープを張る際に跳ね上げ用のポールを持っている人も多いので、
ポールが選びやすい広口のトートバックにしてみました。
と言う、そう来たか?!
さすがハーフトラックプロダクツ!と言うアイテムです。
タープポール用となっていますが、
工夫次第で色々なモノのトートバックとして
ご使用いただけると思います。
こちらは「Pegtote/ペグトート」。
スノーピークの、
ソリッドステーク30を入れるのにぴったりサイズのトートバックです。
キャンパーに圧倒的な人気のソリステ30ですが、収納袋に入れ、
そのままでも出したままでも設営時の持ち運びが不便です
そこでこのトートバックがあれば出し入れも簡単で、
さらにペグハンマーも一緒に運べます。
面に配置したポケットには、
細挽きや自在など設営時に必要な小物を収納しておくと便利です。
ベグ用となっていますが、
工夫次第で色々なモノのトートバック、
普段使いのトートバックとして
ご使用いただけると思います。
どちらも他には無いアイテムです。
色々な使い方もできるので、
買って損は無い!?
是非いかがでしょうか?
お求めは、web storeか店頭にて宜しくお願い致します。
tempra cycle
駒沢通り沿い 東急東横線 学芸大学駅から徒歩10分の自転車屋です。
パンク修理からカスタム、車両、部品販売、
中古部品買取と販売まで自転車の事なら何でもおまかせを!
住所 東京都世田谷区下馬6-18-8 1F
電話 03-6453-2655
website www.tempra.jp
定休日 水曜日(2016年6月より)
営業時間
tempra cycle 11:00~20:00 日・祝日のみ11:00~19:00(水曜定休)
Drop bar cafe 20:00~23:00(2015年12月より金曜日のみ営業となりました)
今年度初の山行。
梅雨時期の中、天気予報はなかなか微妙。
風も強そうなので、林間コースを行こうか、
山の東側を歩くコースを行こうか・・・
小屋に泊まろうか、あれこれと選択肢を出して検討。
金曜20時に新橋に集合し、隊長の新車車両1台にて出発。
途中のドライブインで夜食をとりながら行程ミーティング。
風が強そうなので、テント泊は断念して小屋泊まりに決定。
担いで登ってから決めるのとは大違いです。
・・・・・
現地近くのコンビニで明日の朝食、昼食のパンやおやつや
晩酌用のお酒を購入。
登山道はマイカー規制されています。
駐車場のはじっこにクルマをとめて、
そのわきに仮眠用のテント設営。
マットを敷いて、寝袋を広げて就寝。
朝、4時起床。
まぁ、いつものようにウトウトと浅い眠り。
パラパラと一晩雨が降ったりやんだりして、
テント内が濡れていたのは結露なのか漏水のためか・・・
脱いだ靴下やベストが濡れてしまって出発前から軽くへこむ。
5:30
駐車場から乗り合いの大型タクシーで登山口へ向かう。
クルマの揺れでウトウトと眠りに落ちる。
雨の中、小屋の入口で身なりを整える。
サポーターを装着し、手袋を装着し、
雨具を着こみ、靴ひもを締め、ストックを用意する。
6:40
北岳にむけて出発。
南アルプス、北部です。
駐車場から階段を下りて・・・。
大きな吊り橋を渡って始まります。
始まりは、広々と緩い感じ。
ご神木な感じ。
どんな植物にであえるのか・・・。
7:08
コース分岐点。
二俣のほうへ進みます。
沢沿いを歩いたり・・・
ちょっと不安な橋が出てきたり・・・。
徐々に高度を上げていきます。
開けたところで振り返ると、
今回見送ったコースの鳳凰三山が見える。
南アルプスは水量豊富。
沢を横切る。
沢を横切る。
二俣までの中間地点あたりか・・・
鉄パイプの橋は地図にも表記されいました。
残雪が現れる高度になってきたということか・・・。
雪の脇に道が出ていれば、
そちらを歩く。
雨の中で写真をとるのは容易でない。
雪の上を歩きましょうか。
ということになって、準備してきたアイゼンをとりだす。
装着テストは家でしてきました。
大丈夫、大丈夫・・・。
二俣の右のコースを登っていく。
「肩の小屋」を目指します。
雨の中の休憩。
荷物を取り出すのは億劫だし、
じっとしていると寒くなるし・・・。
てくてくと歩きだして、
まだこんなところに桜が咲いているねぇ・・なんて言いながら
残雪コースから林間コースへ。
見晴らしのいいところで
見はらして気持ちいのは
天気のいい日。
稜線が近づいてきて、
再び残雪登場。
雪がしまっているので、
キックステップで進む。
雨に打たれながら花を撮る。
10:40
一時間強歩いたところで、3回目の小休憩。
現代登山ではデジタル機器のチカラを利用します。
雨の中でもこの通り。
コース、位置、時間、高度・・・。
GPSが教えてくれます。
空が広くなってきて、尾根の近さを感じます。
這い松と残雪の間を進み・・。
再び残雪の上を歩く。
11:15
小太郎山分岐点
尾根の東側と西側の風速の違い!!
体感で15mってところか・・・。
時おりザックを背負った体を揺さぶられる。
あと、小屋までざっと30分・・・
「あとは、急登などありませんから」と隊長。
と、ほどなくして鎖場が現れる・・・。
ナヌっ!!
肩の小屋まであと15分。
濡れた手袋に吹き付ける標高3000mでの強風。
手がちべたいっす。
11:40
肩の小屋到着。
本日5時間のコースタイムでした。
トイレは外です。
水は1L100円です。
中に入って受付を済ませ、
リュックを下ろし、
濡れた靴を抜ぎ、濡れた雨具を脱ぎ、一息つく。
曲がった針金ハンガーを一人あたり2本与えられて
ストーブの上に干す。
汗なのか雨なのか、パンツもシャツも濡れている。
夕飯は5時です。消灯は8時です。
山小屋の人はいつも静かに優しくたくましい。
着替えたり、乾かしたりして落ち着いた後、
ようやくほっと一息のビールで乾杯。
一人1畳の寝床で昼寝をする。
夕食のあとは明日どうしますか会議。
2日目は晴れると思っていたのに、どうやら天気予報は荒れ模様予報。
でもまぁ、遅くとも4時には出発しましょうと、
3時起床の予定を立てて就寝。
昨晩の仮眠は例によって寝たんだかどうだか
わからない程度だったので、
山小屋泊まりのフラットで布団と毛布で
すっかりしっかり6時間の眠りにつけました。
途中、なんどか荒れた天気の音を感じたりして
目覚めた布団の中で時計を見ると3時を過ぎている。
隣で寝ている隊長が動いている様子もなく
いいんかなどうかなと思いつつ30分ほど
静かに目を閉じている。
4時前になって流石にどうしたものかと
ちょっとつついてみる。
4時起床。
1階におりて身支度。
パッキングは寝る前に済ませておいたが・・・。
バーナーでお湯を沸かしてスープを溶かし、
宿に用意してもらった朝ごはんのお弁当を食べる。
流石にこの天気では無理がありますから、
明るくなってから出ましょう。なんて言いながら。
まだちょっと湿った靴下。
まだちょっと湿った手袋。雨具。靴・・・
すべてがまだちょっと湿ったシリーズを見にまとって外に出る。
強い雨風。
どうするか・・・。
山頂までは40分。
雨が降っていても、ここまで風が強くなければ・・・。
多少風が強くても、ここまで雨が強くなければ・・・。
それとも、デイパックすらおいて、水筒一本持って
空身で行ってみますか?
行っても、何も見えませんがね。
とりあえずここまで来たんだし、
登頂を果たしておきますか。
また月末にチャレンジするチャンスはありますし・・・。
「勇気ある撤退」ということをしてみるのも大事だな。
と決心をする・・・。
撤退は勇気か臆病か。
哲学が山の上に転がっている・・・。
では、後悔無しということで・・・・・。(ホントか?)
ちょっと、北岳方面、見てみます?
ホワイトアウト状態の山道に踵を返す。
5:45下山開始。
では、ぼちぼちと昨日来た道を帰りますかね。
花でも撮りますかね。
風場強くてピントがあわねぇ―・・・(隊長)
濡れた手袋越しに手がちべたいちべたい。
晴れてたら、きれいなんだろうなぁ。
シャクナゲの群生。
6:05
小太郎山分岐点
下りはすいすい、20分。
尾根を過ぎ、山の東側に入ると風がぴたりと消える。
ガスの中を下る。
分岐点 6:23
白根御池小屋を目指す。
草スベリコース。
新緑と残雪のコントラスト。
鳳凰三山が見えてくる。
雨が上がってくる。
東側の風の静けさに、
「もしかして行けたのかも」
という思いがどうしても湧いてくる。
湧いてきてはそんなことを思っても仕方ない。思ってはいけない。と
思いをかき消す。
7:10
小休止。
ドライフルーツを口にほおりこむ。
やっぱり鳳凰三山コースが正解だったですかねぇ・・・。
いや、そんなことはありません。
御池のわきを通って
ゴールまではあと2時間10分
その前に白根御池小屋で小休止。
7:35
出発から1時間50分
アイスがあれば食べる男二人。
お湯を沸かしてコーヒーを飲む。
軽食を腹に入れる。
休憩終了で再出発
8:15
下りが苦手。
下りが嫌い。
ヒザをケアしながらに太ももに負担が来る来る。
沢を渡る。
あぁ、またガスって来たなぁ。
行けたかなぁ。
やっぱいけなかったかなぁ・・・。
言葉にしなくても、お互いきっとそんなことを考えている。
白根御池分岐点まで来ました。
ほぼほぼ、終盤です。
空間が緩く、広くなってきました。
さびた表示が歴史を感じさせます。
広河原はすぐそこ。
広河原山荘着。
10:05
やれやれ。荷物を下ろして一服。
河原で汚れを落としますかね。
浅瀬に足を突っ込んで、靴の泥を落とす。
濡れたギア達を乾かす。
昨日渡った吊り橋。
北岳の雲が抜けるまではあとちょっと。
4時間半かけて、あそこから下りてきたんだなぁ・・・。
乗り合いタクシーで駐車場まで。
すぐそこにある温泉にドボンと入ってしまおう。
ケガもなく、ずれもなく。
無事の下山にほっとする瞬間です。
パッキングを済ませて、
隊長のクルマでいざ帰路へ。
途中ステーキガストで昼食。
隊長初体験にご満悦。
中央高速釈迦堂サービスエリアでおみやげ購入。
渋滞もなく、すいすいといつもより早く
4時過ぎに無事新橋に到着しました。
登山の帰りはグリーン車で帰ります。
一本プシュッと開けて。
いろんな意味でまた感慨深い山行でした。
北岳は富士山に次いで日本2位の高さの山。
登頂ならず、残念。
次回の挑戦まで、思いをはせます。
*****
山行記録
・2013/09/22 北アルプス 五竜岳 2814m
・2013/10/13 北アルプス 槍が岳 3180m
・2014/03/16 赤城山(ツボ足)
・2014/09/06 北アルプス 蝶が岳 2677m
・2014/09/20 北アルプス 烏帽子岳 2066m
・2014/09/21 北アルプス 野口五郎岳 2814m
・2014/09/21 北アルプス 水晶岳 2986m
・2014/09/22 北アルプス 鷲羽岳 2924m
・2014/09/22 北アルプス 三俣蓮華岳 2841m
・2014/09/22 北アルプス 双六岳 2814m
・2014/11/02 八ヶ岳連峰 赤岳 2899m
・2014/11/02 八ヶ岳連峰 横岳 2829m
・2014/11/02 八ヶ岳連峰 硫黄岳 2760m
・2015/02/07 雲竜渓谷(氷柱)
・2015/08/29 中央アルプス 木曽駒が岳 2956m
・2015/11/01 八ヶ岳連峰 東天狗岳 2645m
・2015/11/01 八ヶ岳連峰 西天狗岳 2646m
・2016/02/06 阿寺山(スノーシュー)
・2016/07/10 北アルプス 燕岳 2763m
・2016/09/10 妙高戸隠連山 妙高山 2454m
・2016/09/11 妙高戸隠連山 火打山 2462m
・2017/07/02 南アルプス 北岳(肩の小屋)3000m
hittaka@desk