ハングタイム・ライターズ
何も見ない日はないのです。何も思わない日はないのです。
何も見ない日はないのです。何も思わない日はないのです。
ちょっと間が空きましたが『風の谷のガンシップ』完成画像アップです。
未完成ストレス解消のための(笑)一日モデリングだったので、
がっつり気合いを入れて
作った塗ったをした分けではないですが楽しみながらできました。
やはり完成させてなんぼだなと。精神衛生的にも。^^;
ナウシカの時代、
テクノロジーのほとんどは先史文明の遺産ということになっています。
武器や火薬などの<家内制手工業的な>製造技術は
完全には失われてはいないものの
飛行機のエンジンなどを新たに製造する技術は
失なわれていて遺跡から発掘されたものや
墜落した他の機体などから回収した部品を使っているようです。
機体の材料には旧世界の遺品として手に入るセラミックのほか、
王蟲の甲皮や木材が用いられ
度重なる補修をしながら使っていると。
そんな設定なので、ボロな感じは出したいですよね。
ボロなんだけど大事に手入れをしながら運用している機体。
で、メカでボロを言えば<ハゲチョロ>表現なんですが、
今回ハゲチョロは抑えめにしてます。
模型的にはすごく分かり易いんですが、
巨神兵を製造できるテクノロジーで鉄サビや塗装ハゲって
ちょっと違うかなと。あと<セラミック>という言葉が頭に残ってたり。
そんなこんなを考えながら塗るのも空想上の機体塗装の楽しみ方だったりします。
そもそもこの機体の色は<塗装>によるものなのか??なんて考えたり。。
いや、ペジテのガンシップのあのワインレッド色は
どう見ても塗装だしな、
とか。。
とまぁ、リクツはこのくらいで。^^;
一番の特長と言っていい機首部分。砲口はこのくらい汚したかったです。
ちなみに砲口下部の三角形で伸びてるパーツは
パテ埋めで一体成形にするのがセオリー?
パーツ先端は砲口部の面から少し引っ込んでるので
面で削るかパテで盛るかして<ツラいち>に。
私は黒瞬着で盛ってからツラいちにしました。^^
キャノピーはまんまだとクリアパーツに見え見えなので
裏側から薄くスモークを塗ってます。
小さいので筆塗りで十分です。
しかしこのキャノピーは王蟲の目の殻なのか?
だとしたら本来の形状は違ったのかなぁ?
あぁ、またヘリクツが。。
車輪収納部分は、パーツの差し換えで選択式になってますが
主翼への差し込みがけっこうテンションきつめなので(塗料の厚みでなおさら..)
最初に少しヤスリがけしておいたほうがあとあとラクかもです。
でないと車輪の軸が細いので私のように折れちゃわないか
ビクビクしながら取り外すハメになります。
上の画像で機体の溝が白く見えるところ。
実際はシャーペンでスミ入れ(というのかな?)をしているので反射で光ってます。
下の画像、両翼のフラップ内側。
鉄サビやハゲチョロは抑えめでと書きましたがここだけは例外。
設定ではこの内側も機体色と同じベージュですが、
一色ではメカとしてメリハリ感が出ないのと
やっぱりどこかしらに金属感は欲しいなと思ったので。^^
いやとにかく面白いカタチをしてます。
Ma.Kのファルケもすごく模型映する面白いカタチをしてますが、
このガンシップもなかなか♪
航空機モデラーの方達は皆この<飛ぶカタチ>というのに
魅せられるんだろうなぁ~。
誰かが言った。
神は細部に宿る。
全体は細部の集積でできている。
一事が万事。・・・・
全体にこだわるためには、
デティールはないがしろにできないのだ。
クリエイティブは一人で作るものから、
集団で作るものまで、さまざま。
映画やCM映像には数十人から、数百人まで
制作にかかわる人がいる。
良い作品を作るためのエレメント、デティールは
全体に影響する。
なかでも、主演女優となればその重要度は最上級。
その善し悪しは作品全体に多大な影響を与えるわけです。
陰と陽の両面が描ける若手の女優。
そして、どメジャーになるちょっと手前のリアリティー。
良いスタッフは良い作品を創り上げるために、
キャスティングにも隙を見せず、結果を出しましたね。
CMより、グラフィックの何気ない一枚が好きです。
2013/07/hittaka@desk