ハングタイム・ライターズ

何も見ない日はないのです。何も思わない日はないのです。

hittaka@desk

今日見た広告:タマラ・ド・レンピッカ:@Bunkamura

tamara.JPG

タマラ・ド・レンピッカを知ったのは、まだ学生の頃でした。
芸術とはなにか、ARTとはなにか、絵画とは何か、描くとはなにか、
創造するとはなにか、表現するとはなにか・・・なんて
考え、模索することが日常の蒼き良き時代でした。
ピカソを知り、レジェを知り、ブラックを知り、
モジリアニを知り、クリムトを知り、シーレを知り、
キュビズムを知り、ダダイズムを知り、
アールヌーボーを知り、アールデコを知り、
バウハウスを知り、ポストモダンを知り、
そうしたなかで、タマラの絵と存在を知ったのでした。
「どう描こうか」という方法や手法を探る一環の中で、琴線に触れた
画家のうちの一人でしたが、本物に会うのは今回初めての経験でした。

音楽でも、映画でも、美術でも、ライブの雰囲気の中で
その対象を感じることが大事なことは分かってるんです。
スキでも、キライでも、その現場にいると、
なにを感じたとしても、
「さて、今のそういう自分はどうなんだ?」と
問いかけることができますからね。
で、ほどほどにノックアウトされて出てきます。
刺激を受けに展覧会にいくのも一つの目的なんです。

シブヤBunkamuraで開催中。
平日の午前中がおすすめです。
おばさまがたでごったがえす前に・・・。

タマラ・ド・レンピッカ・・・
思ったより不幸な人生だったのかしらん。
しかし、業の強いエネルギッシュな人なのでした。

美しく才能のある女性にはオトコはかなわないのです。

hittaka@desk

カテゴリー

アーカイブ