ハングタイム・ライターズ

何も見ない日はないのです。何も思わない日はないのです。

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今日見た映画:天気の子

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今さらながら、見てきました。天気の子
言わずと知れた、新海誠監督の長編アニメ。
「君の名は」から3年。
ヒットさせなきゃいけないし、ヒットは目に見えていただろう新作。
綺麗です。よくできてます。
「君の名は」と、どっちが好きか?
なんて、単純な比較もまたいいでしょう。
楽しいでしょう。

君の名はのほうが複雑だったのかな。
天気の子のほうがわかりやすかったのかな。
音楽担当は引き続き、RADWIMPS
ここだけは言えるのは、音楽に関しては
君の名はのほうが、衝撃的でした。感動的でした。
と思うところ。
天気の子の音楽が悪いわけでなく、
君の名は に提供した楽曲が凄すぎたんだな。
「前前前世」とか「スパークル」とか「なんでもないや」「夢灯籠」・・・
神がかってますな・・・。
こんな傑作の後に、また同じようにって言っても無理な話だわ!!

天気の子の話をしなければ(笑)

こんな仕事をしているからか、
ちょっと劇中のタイアップ的表現が面白くもあり、気にもなり。
あと、少し引きで見ると、「君の名は」と「天気の子」は近いんだな。
ナウシカとトトロのような距離が無い。
主人公達の年恰好が近いせいかな・・・。

もっと違う世界感のものも見てみたい。

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今日見た映画:残された者 -北の極地

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これまた、いい映画。
緊張感のある、緊迫感のある、いい映画。
シンプル。それなのに、退屈なんて、とんでもない。
出演者は2人。セリフもほとんど無い。
余計な説明は無い。観客の想像力をかき立てる。
少しでも、山などに関わったものならば、その絶望感などが伝わってくる。
空腹に口にする食べ物の存在や極寒に炎のありがたさなど、身にしみる。

自分ならば、どうするだろう?と考えさせる。思わせる。
人間ならば、男ならば「サバイバル」は少なからず避けては通れない、
人生の中のテーマ。
「いざとなったらどうする?」「何ができる?」「お前にできる?」
知識・経験・体力・勇気・実行力・忍耐力・対応力・・・

俺には無理!!!

主人公は007のカジノロワイヤルで007の宿敵を演じたマッツ・ミケルソン

まぁ、見てください。


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今日見た映画:JOKER

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まず、そもそも、クリストファー・ノーラン監督のバットマン3部作の
「ダークナイト」がガツンと印象的でした。ココロに残っていました。
当然、世の中の多くの人と同様に「ジョーカー」の存在が
大きな影響をもたらせています。
その、ジョーカーのお話です。

緊張感にあふれた2時間です。
マーベルではあっても、CGやドンパチや飛んだり蹴ったり、ぶっ放したりの
映画ではなく、むしろ、クラシックな雰囲気。
タクシードライバーや時計仕掛けのオレンジやそんな雰囲気。

鑑賞する観客の想像力をかきたて、
物議や賛否を巻き起こす傑作となりました。
ホアキン・フェニックスとロバート・デ・ニーロの共演。
引き込まれますなぁ・・・。

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MUJI CAMP:津南:2019

今年は山に入らないのかなぁ・・・
なんて思っていた2019年の初秋。
隊長からキャンプのお誘いが入り、
すかさずの参加表明。
しかし、人生色々である。
その後まず9月の終わりに草バスケしてて体当たりにあって
肋骨がポキッとやられる。左No9肋骨が折れ、
No10肋骨には2本のヒビが入った。
肋骨を折った過去の経験から一ヶ月もあれば痛みも消え、
大方治癒されるかと思うが、どれほどの負荷があるのか、
10キロのリュックを背負ってどれほどの行程を行き来するのか・・・
一応隊長に確認をしてから参加の手を上げた。
隊長いわく
「重い荷物はありませんし、リュックを担いで歩いたりしません」
とのこと。
参加できる喜びの一方で、謎も深まる。

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そして人生色々である。
出発前日の土曜日の夕方に実家のお袋から珍しくデンワがあり、
長らく入院している親父の血圧がぐぐぐぐっと下がったとのコトである。
おまえさんは休みの間は仕事かい?と聞かれたが
明日から新潟にキャンプに行くんだぁとは言えずに、
電話はたぶんつながるから何かあったら連絡くれと言って電話を切った。
大変だ大変だと騒げば嫁はすかさず
こんなときに山になんか遊びに行ってる場合か!?と
間髪をいれずに言ってくるだろうし、
かといって家にいても何もできずにすることも無く
ただ悶々と時間が過ぎるのを待つだけだ・・・。
山に行きたいのは正直な気持ちだしなぁと
多少悩みながら、多少やきもきしながら眠りにつく。
朝の四時に目覚ましをかけ、
いちいちケータイに着信が無いかを確認し、
まとめた荷物を持って始発に乗る。
待ち合わせの6時に新橋に到着。
おなじみのパイセン隊員の白いインプレッサに乗り込む。
曙橋でJonny隊員をピックアップし、次いで荷物の多い浜隊員をピックアップし
さてさてと高速で上越に向かう。

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インプレッサに男4人の道中・・・。
パイセン隊員の新車に買い換える話や中国のバブルがはじける話や
次々と建つ都内のビルの話やめちゃめちゃ強い格闘家兄弟の話や
もう一方の隊長号の動向などを話しながら、車はすいすいと順調に進み、
何度かトイレ休憩にパーキングに寄ったりした後、
湯沢のインターで高速を降りる。(9:30)

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途中のサービスエリアなんかで合流すると思いきや、
隊長号は東北道周りでということで、
キャンプ食料調達のスーパーで合流しようということになる。

いやぁ、久しぶりだね。めぐり合えたね。ここまで来たね。(9:35)

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さ、買い物買い物。
今晩焼くもの、煮るもの、飲むもの・・・
明日朝焼くもの、食べるもの・・・。
飲みたいもの言ってくださいね。食べたいもの言ってくださいね。
と言われるものの、買いすぎを危惧してお任せの姿勢。
結局いつものようによきにはからってもらうパターンである。

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会計を済ませて、それぞれの車に振り分けて積み込んでと。

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キャンプ場に行く前に腹ごなし。とのこと。

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皆そばを食べたり、炊き込みおにぎりを食べたり
トッピングにと別の店でてんぷらを買ってのせたり・・・
Jonny隊員はひとりうどんをチョイスしてちょっと出てくるのが遅れたり・・。

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火焔型縄文土器を見つけたりしたドライブイン。

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あれ、隊長は。
今ちょっと大事な用事まち。

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さて、ここからはキャンプ場まであとわずか。

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無印の津南キャンプ場に到着(12:20)

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13時からテン場に入れるということなので、
それまでの間に手続きやら借り物やら買い物やら・・・
雨が来そうなのででかいタープやら人数分のテーブルやらイスやらをレンタルし、
広葉樹の薪やらを何束か購入する。

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まだもう少し時間があるので、
裏山を散策。
散歩ともいえないほど、ほんのちょっと。

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テン場まで車で乗り付ける。
ホント楽チン。
荷物を降ろしてもう1台の車でレンタルしたギアや薪をMUJI事務所に取りに行く。
残ったメンツで先にぼちぼちと準備。

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1人用のテント。2人用のテント。さまざま。
わずか5分程度で組み上げた浜ちゃん。隊長のテントの設営を手伝う。

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8人、6張りのテントと真ん中に大型のタープ。
これ、借りて大正解でしたね。
自分は2年ぶりか3年ぶりのテント。
設営の手順を思い出しながら、時間に追いかけられずに
楽しみながら組み上げる。

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津南キャンプ場最終日のイベント。
MUJIキャンプ場から牛鍋と日本酒の振る舞い酒。(16:00)
隊長嫁の後頭部に2Lの空のペットボトル。

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黒毛和牛。うまいね。地酒、どぶろく、うまいね。
メガネ隊員が酒を回してくれる。
酒飲みたちの魂に火がともる。

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さて、焼きますか、炊きますか。

炎と星空はカメラマンにとっては立ち向かわなければならないモチーフ。

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もう、飲んじゃう?
飲んじゃおっか?
え、もう、飲んじゃってるのぉ?

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寒さしのぎにも、おいしい焼肉にも
炭火をしっかり熾すのです。

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キャンプの魂。火を絶やしてはいけない。
ここで芋を焼くのです。ここでスープを煮るのです。

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焼き芋おいしいよ。
焼き芋おいしいね。

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ビールを飲み、日本酒を飲み、ワインを飲み、ウイスキーを飲む。
牛肉を焼き、豚肉を焼き、鶏肉を焼く。ソーセージを焼き、塩辛を食べ、
サツマイモを焼き、ジャガイモを焼き、
白菜と豚肉ときくらげときのこのスープを作り、
エイひれを焼き、そうして夜はふけ、焚き火を囲みながら酒を飲み、星を眺め、
一人が眠り、また一人が眠り、最後の3人になるころは24時を過ぎ、
ぼちぼち眠りますかとそれぞれが自分のテントに消え、
寝袋にカラダを滑り込ませる。

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テントをたたく強い雨と尿意で目を覚ます。たっぷりと体に入ったアルコールと
うすぼんやりした脳みそと激しい雨。テントの中で用を足すわけにもいかず、
よっこらせと寝袋から抜け出し、テントから這い出るようにして雨に打たれながら
外でコトを済ます。時計を見れば3時半。外は暗いし雨は強いし、
再び寝袋にカラダを滑り込ませて2度目の就寝。

7時。雨は小降りになるも
たっぷり飲んだアルコールは再び尿意になって体を起こす。
むっくりと外に出て、祭りの後のテーブルで一人湯を沸かし、
モーニングインスタントカフェオレを飲む。
降ったりやんだりの雨の中のテントの中で、もぞもぞと気配がし、声が聞こえ、
一人また一人とテントから隊員たちがおきだしてくる。

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いやぁ雨だね。なんてね。
いやぁ飲んだね。なんてね。
コーヒーでも飲みますかね。なんてね。
チェックアウト何時だったっけ。なんてね。
ミルをガリガリと挽きながらバーナーに火をつけながら、
ソーセージを切りながら、それぞれの頭とカラダを起こしていく。

隊長は計画どおりサンドイッチメーカーでホットサンド作りに取り掛かる。
バターを塗ってね。ハムとチーズをはさんでね。
バーナーでチリチリと両面をこんがりと狐色になるまで焼くのです。

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浜隊員はスープ作り。
とにかくこの大きな人2人がよく動くのです。よく働くのです。

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次いで隊長は卵焼き作り。
1ダースの卵を2つに分けて・・・。

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卵焼きを撮るJonnyを撮る。の図
この写真の中にのちに行方不明になる黄色いマグカップがありますな。

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コーヒーを飲んで、ソーセージを焼いて、スープを飲んで、
焼きたてのホットサンドを食べて、卵焼き食べて、緑茶を飲んで・・・。
ホテルの朝食みたいね。

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雨やまないね。
雨やむって言ってたのにね。
これ、今日はこんな調子で降ったりやんだりだね。
チェックアウト何時だっけ。12時だっけ。
でもレンタル品返すのは11時半だって。
でももう最終日だから次のお客さん来ないんだけどね。

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さて、ぼちぼち撤収しますかね。
レンタル品を返す班と残って片付ける班とに分かれて。
晴れてればね、テントひっくり返して底を乾かしたりするんだけどね。
雨の中の撤収にもコツや手順があって。
そういえば以前土砂振りの中でテント撤収したこともあったなぁ。
なんて思い出しながら、家に帰ってからの片付けや手入れのことなんかを
ちょっと考えながらテントをしまう。

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しまうものしまって、返すもの返して、MUJIキャンプ場を後にする。(11:30)

山の次は温泉です。
温泉に入るために山に来るのです。
今回は汗をかいてませんけど温泉に入るのです。
ちょっとぬるめの、ちょっとしょっぱい竜神の館の竜神の湯。
露天風呂でパイセン隊員の明日からのパラオの旅の話しをしたり、
湯上りの無料休憩場で見知らぬおばさんのごろ寝の後ろでジュース飲んだりしてね。

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さて、風呂に入ったら飯だね。昼飯だね。
上越に来たなら蕎麦だね。蕎麦なの?
ここがおいしいらしいよ。開いててよかったね。
ランチ時間最後に滑り込みセーフ。

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へぎ蕎麦。
大盛りの人、普通盛りの人、それぞれ頼むも板に一緒盛りでやってくる。
それぞれのおなか具合で食べ進みます。大人の対応。
てんぷらも美味。蕎麦湯も濃厚。評価高し!(特にメガネ隊員妻の感激度高し)

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いやぁ、おいしかったね。
ここでお別れだね。
パイセンパラオ気をつけてね。
また、年末にね。年越し蕎麦どうする?
晴れてきたね。
じゃぁね気をつけてね。またね。

2台の車がそれぞれの高速道に向けて出発する。

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飯も食べたし、キャンプ堪能したし、
来るときよりも静かな車内。

3連休の最終日、混むかなぁ。混むだろうな。
ま、しょうがないね。なんて言いながら時折サービスエリアによりながら帰る。

山に来た証拠にお土産購入。

知り合いじゃなければ、関わってはいけない後姿の二人。
よかった知り合いで。

ドライバー、パイセン隊員から浜隊員に交替で再びGO。

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2度目のサービスエリア、三芳。(7:00)
渋滞はあったけど、ぴたっと止まって動かない。なんてことは無く
まずまず、順調に来ましたね。

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無事東京に入り、帰りのルートを確認しながら
行きのピックアップを逆になぞるカタチでそれぞれを送り届ける。
曙橋で浜隊員とJonny隊員下車。
その後新橋まで送ってもらってパイセン隊員とインプレッサ号と別れる。
ジャガイモをありがとう。パラオ楽しんできてね。

新橋から電車。
いつものように山の帰りはグリーン車。
いつもと違うのは、昨日の痛飲を鑑みて今日に限ってはジュースで回復。
小腹がすいたので、ワッフルとミックスナッツ&ドライフルーツ。

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新潟おみやげ。
いつもは日本酒を買うけど、今回はパイセン隊員のジャガイモがあるので
重さ調節で軽いせんべいをチョイス。

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いつもであれば山に入ればケータイなんかに目もくれないが
今回はつねにポケットにケータイが入っていて時々チェック。
結局連休中には連絡が入りませんでした。

親父が静かに息を引き取ったのは、連休があけた5日の午後。
血圧が下がってから3日間、自分をキャンプで楽しませてくれるために
最後にちょっとがんばってくれたんだね。

ありがとう。親父。
ありがとう。山の仲間たち。

山行記録

・2013/09/22 北アルプス 五竜岳   2814m
・2013/10/13 北アルプス 槍が岳   3180m
・2014/03/16 赤城山(ツボ足)
・2014/09/06 北アルプス 蝶が岳   2677m
・2014/09/20 北アルプス 烏帽子岳  2066m
・2014/09/21 北アルプス 野口五郎岳 2814m
・2014/09/21 北アルプス 水晶岳   2986m
・2014/09/22 北アルプス 鷲羽岳   2924m
・2014/09/22 北アルプス 三俣蓮華岳 2841m
・2014/09/22 北アルプス 双六岳   2814m
・2014/11/02 八ヶ岳連峰 赤岳    2899m
・2014/11/02 八ヶ岳連峰 横岳    2829m
・2014/11/02 八ヶ岳連峰 硫黄岳   2760m
・2015/02/07 雲竜渓谷(氷柱)
・2015/08/29 中央アルプス 木曽駒が岳 2956m
・2015/11/01 八ヶ岳連峰 東天狗岳  2645m
・2015/11/01 八ヶ岳連峰 西天狗岳  2646m
・2016/02/06 阿寺山(スノーシュー)
・2016/07/10 北アルプス 燕岳    2763m
・2016/09/10 妙高戸隠連山 妙高山  2454m
・2016/09/11 妙高戸隠連山 火打山  2462m
・2017/07/02 南アルプス 北岳(肩の小屋)3000m
・2017/07/30 北アルプス 大天井岳  2922m
・2017/07/30 北アルプス 常念岳   2857m
・2018/07/29 八海山 八ッ峰   1720m
・2019/11/03 津南 MUJIキャンプ場(標高903m山伏山に隣接)

hittaka@desk

今日見た広告:博報堂:正解より別解

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博報堂。
総合広告代理店。
電通につぐ日本2位の不動のポジション。

企業広告。
メッセージのヨシアシ、デキフデキはともかく
広告代理店のこうした形での露出は珍しいといえば珍しい。
業界紙などにお付き合い原稿を出稿することが多かったですけどね。

なにか時代の変化とも捉えられますし、
危機感の表れなのかな。とも感じます。

ターゲットの変化。
アプローチの変化。
競合環境の変化。

そんなことがありそうです。

hittaka@desk

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