今年の冬山はスノーシューチャレンジ。
新潟県南魚沼市の阿寺山(あでらやま)
1時間の出発の差で、
高速の渋滞にはまるはまらないの差があるということで、
5時北区集合出発の行動予定。
6時であれば、逗子始発で何とか集合場所につきますが、
5時であればいかんともしがたく、赤羽のビジネスホテルに前泊。
4時半に目覚まし。
お湯を沸かし、コーヒーを飲み、ポットに熱湯を詰め
着替えて駅に向かう。
渋滞を避けて出発したものの、
関越で事故渋滞2か所あり、1時間半のタイムロス・・・。
むむむ・・・・。
ま、人生いろいろ・・・。
9:30
新潟県 南魚沼郡 阿寺山の麓。
出発地点の駐車場に到着。
ギリギリの駐車スペース。
車を止めるために、男3人で雪かき。
山に入る準備。
防寒。サポーター。手袋。ゲーター。食糧。水筒・・・。
そして、スノーシュー・・・。
さ、いよいよ出発。
10:00
隊長はバックカントリー用のスキー。
隊員はスーシュー。
曇り。
時おり薄日が差す程度・・・。
ふもとは気温5℃。
無風のため、動くと暑い・・・。
古い水路。
ふもとの積雪は1m程度・・・。
雪は少ない。
いよいよ斜度が上がっていく。
キックステップで登っていく。
ブナ林。
逆光。
時おり陽が差す。
いやー、スノーシューめんどくさいね・・・。
めんどくさいことをわざわざするのが遊びなんですな。
スキー手袋。
寒さ、雪から手を守る。
からだの末端を寒さから守るのが
雪遊びのコツ。
安物のスノーシューにはヒールリフトがなく、
あると無いのとでは大違い・・・・と思われる。
高度があがる。
積雪量は増える。
雪がさらさらとしてくる。
スノーシューを履いていても
時々雪を踏み抜いて、
膝まで埋まってしまう。
林間コースを進む。
大木のわき、
雪を踏み抜いて胸まで埋まってしまう・・・。
あ、そうそう。
樹は体温を持っているので、
雪を溶かす力を持っている。
大木の下や周りは空洞になってることもあるので、
注意が必要なんです・・・・。
って・・・。
それさぁ・・・。早く言ってよーぉん。
スタートから2時間半。
それなりに高度を上げました。
高度。雪。落葉樹。集落
色、光、アングル・・・。
振り返ればブリューゲルの世界。
↓
休憩しましょうか。となる。
出発が遅れて、山頂で、とはいかず、
今回はここで一服したら降りましょうか・・・となる。
休憩時、スノーシューを外して、
油断するとすぐ太ももまで埋まってしまう。
この辺りはきっと2mくらいの積雪。
サーモスに詰めてきた熱湯で
インスタントのカフェオレを溶かす。
クルミあんパン。・・・うまし。
T隊員のティータイム。
眺めよし。
下りの装備準備をする隊長。
板の裏にはったサメ肌シートを外す。
13:30下山開始。
思ってたルートと一尾根違う・・・!?
ぐるっと山を撒き直して登ってきたルートをめざす。
ルートのない新雪を掻きわける。
埋もれたりこけたり、ちょっとしたスリル・・・。
1時間15分ほど下って、
ぼちぼちゴールのめども見えてきたところで再び小休止。
14:45
再び粉カフェオレをお湯で溶かす。
SOYJOYをかじる。
さ、ラストスパート。
ここにきて雪が降ってきました。
林間にスペースができてきて、
隊長のスキーはすいすいすいです。
川をわたって、やがて平地となりました。
無事、駐車場到着。
15:40
いやー、楽しかったね。くたびれたね・・・。
腹減ったね・・・。
温泉を探して、冷えた体を温泉で温める。
で、隊長お勧めのラーメン屋さんに行く。
「越後ラーメン 維新」
麺がもちもち!サイコーっす。
食後にラーメン屋さんのすごそばのスーパーでお土産を買う。
各自、米どころゆえのお米、日本酒、笹団子・・・。
純米の生酒。
発酵が瓶の中で進行中。
栓を開けるときに炭酸ガスが抜ける音が「プシュッ」と鳴ります。
フルーティー&微炭酸
うまし!!!
帰りの関越はNO渋滞のスイスイ状態。
3時間で赤羽に到着。
山に登ることさえ何故にと言われるのに、
なぜ、冬に?雪山に?スノーシューなんて面倒なものはいて???
でも、間違いなく高揚している自分がいるんだよねぇ・・・。
不思議だねぇ・・・。
「犬は喜び庭駆け回る・・・」
ってやつだわ。
・・・
その日の夜は、雪を踏み抜いて身に着いた「小さな落下の感覚」が
寝付くまで何度も布団の中でよみがえりました・・・。
hittaka@desk