さぁ、キノコを収獲したらどうするか。
キノコは菌類ですから、ほっといたら
あっという間に腐食が進んでしまいます。
ですから、山から帰ってきたら、
それが深夜であろうと(たいてい深夜なんですが)
あすが会社であろうが(たいてい仕事なんですが)
最低限の下処理はしてしまわなければなりません。
去年はさっぱりわかりませんで、ちょっとパニクリましたが、
今年は多少の知識がつきました。
まずは、水につけます。
これで、汚れをとります。
土や枯葉が結構着いているんです。
家の台所であまりにゴミを出すと顰蹙買うんで、
収穫時にできるだけ大きな汚れはとっておきます。
ちょっと塩水にするといいようです。
水につけるのは、ゴミを取るのと、
もうひとつ、虫を出すのが目的であるからです。
キノコは虫にとっても森のごちそうですから、
ヒダの中なんかに時おり潜んでいるわけです。
しばらく浸しておいて、虫を出します。
しばらく水につけた後、
ひっついていた枯葉や土埃が浮いてきますから、
流水でざっと汚れをとります。
よく、キノコの香が飛ぶので洗わずに、
はたくていど・・・何で言うコメントを聞きますが、
野生のキノコの場合はがっつり洗ってしまいます。
で、下茹でします。
煮込みはしません。
さっと湯がく程度。
沸騰したら、火を止めてしまいます。
熱々のうちに瓶詰めに。
口切り一杯まで淹れて蓋をします。
ジャム作りのやり方と一緒です(確か)
このあと荒熱が取れたら冷蔵庫に入れますが、
しばらくテーブルにおいておいたら、発酵し始めちゃいました・・・。
これは失敗&反省
ここまでが、山から帰ってきて、夜の台所での下処理作業。
ざっと小一時間かな・・・。
一部のムキタケは去年の成功もあり、
乾燥させます。
よく晴れた秋晴れの日に、今年手に入れた
乾物かごに入れて・・・。
3日で、こんな感じ・・・。
こうなれば、保存も容易です。
下処理を済ませて瓶に詰めておいた
キノコを味噌仕立ての汁にしてみる。
冷蔵庫にあった玉ねぎ、ニンジン、豚肉なんかを放り込んで煮込む。
何をやっても失敗のない料理ですが、
最初に野菜、肉をざっと炒めたほうがうまいですね。
たっぷり作って、2日目、3日目のほうがおいしい。
信州土産に買ってきた七味なんかを降りかけていただきます。
あー・・・
料理上手になりたいわぁ・・・。
hittaka@desk