昨年行われた第一回のシカ会議は鹿肉料理研究会と称し
奈良のフレンチレストラン「ビストロルノール」の北田浩久シェフを
迎えてフランスのジビエ料理を教えて頂きました。
今年の第二回目は前回と同じく宝塚NPOセンターの呼びかけで
集まった料理研究家、ハンター、山野草研究家、合計８名の方が
私たちの運営する香美町峰鹿谷（かみちょうほうろくや）にお越しになりました。
講師として私が鹿肉について但馬の自然の現状について、但馬の物産について、
施設運営について、今後の展望について私が今現在考えていること、
技術的ノウハウ、問題点等、質疑のカタチで答えさせていただきました。
微力ながらこれからの但馬、兵庫、
日本のことを自然の部分から考えていく人たちの
力になれればと思っています。
高齢者社会・少子化・耕作放棄地の増大・
害獣被害・限界集落・魅力ある観光地整備、
魅力ある名産品作り、底辺では一つで繋がっている問題。
答えは自然の中にある。
ぼくたちは「ソレ」をどう取り出すことが出来るか
試されているんだと思う。
kameo@tanima
