昨年末から仕込んでいた干し柿。
最高傑作はこれです。一個だけですけど・・。
・・・この白い粉はカビなどの菌ではなく
柿霜と呼ばれるもので、柿の中にある糖分が
表面に出たものです。
でもここまで綺麗な芸術品のような仕上がりのものは
まさに1000個に1個です。
愛情込めて仕上げた日本のスィーツの最高傑作と言えますね。
味は、羊羹のような歯ざわりですが、まさに究極の美味さの
果糖と言ったところ、でしょうか。
確かにこの白い粉はほんのり甘いです。
中はまた少し甘味が違うんですよね。
恐るべし、日本の野生のスィーツの力。
もっとも、この白い粉を呼び出すのは並大抵の努力じゃないのは確か。
1~2月の寒い夜、一個一個専用歯ブラシでゴシゴシ。
真の野性を呼び起こすのも「愛」です。
kameo@tanima