ハングタイム・ライターズ

何も見ない日はないのです。何も思わない日はないのです。

井上亀夫&Tanima

不耕起栽培(野菜を育てる)1

2014.12.24 11:47

思うことあり今年から野菜を育てることに。

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・・・総面積2446㎡。広いです!今年使用したのは1/20のみ。

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・・・昨年まで田、水はけは田仕様なので4/5は雨後ぬかるむ。
でも気持ちいい。


昨年までうち所有の田(2446㎡、結構広いです)は
大型農家に無料で貸し出していました。
それを返却してもらい、今年から実験的野菜作りを始めました。
肥料は一切与えず。有機肥料も化学肥料も。

不耕起栽培。
何も耕さず、種は花咲じいのようにして蒔き、苗はちょこっと
起こした(園芸用のスコップで)隙間に植えて
挑戦してみました。
そもそも植物も動物も食べるもので出来上がってるんですから
本当の自然のまま(収穫量は減るかも)で育てると
そのものが持つ本来の味を出してくれる、もどる、はず。
しかも畑全体を耕すことなく、
楽しく農業(食べる分以上収穫できる)ができる。
おまけに日本の現在・近未来の切実な問題、高齢化、少子化、田畑放棄地、
自給率等々、すべてにいいことづくめ。
ただし元気に育つ一年草(雑草ね)の草刈りは必要ですが
(僕はシーズン1回でした)。


長くなりますが、この雑草の存在は重要なんです。
そもそも、田は従来JAの言うがままに農民は操られてきているので
うちの田でも残留農薬がすごいです。
たぶん抜け切るのに3年以上かかるでしょう。
そこからです、野菜たちが本当の味を発揮してくれるのは。
そいうことで今年、育ちは全体的によくないが味は結構良かったです。



今年は結果のみの報告としましたが
是非私もとお考えの方には農地も含めアドバイスいたします。
若輩ではありますが・・・。
老人でも、子供でも、楽しく、手早く、安全に農業。
挑戦してください。

●今年の収穫は悪条件のなかよく出来たほうかと・・・

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・・・パセリはよく出来ました。豆類と一緒で悪条件に強い。

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・・・この撮影は12月5日、この時期でもまだ実をつけている。
ミニトマトは熟れてなくともおいしいです。
今年初めての植え付けでしたが味は
今まで経験したことのない美味さ!
ここではつっかい棒などなく、勝手に地を自由にはってる。

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・・・青じそ。すでに実も葉も収穫してしまった状態。
僕はしその実とチリメンじゃこのふりかけが大好物。
大量に作りましたよ、当然チリメンは日本海産。

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・・・山ウド。10株くらい植える。成長はいまいち・・・。
残留農薬に敗けたか・・・。多年草(しょうがのような根っこ)
なので来期どうなるかか楽しみ。案外生は強い。

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・・・頂いたアスパラの苗。なんとか着いたみたい。
食べられる目が出るのは3年後というところか。がんばってね。

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・・・これだけ超元気。ミント。ローズマリーは枯れたけど・・・。
ミントの葉の生食はガン予防になるとヨガの先生に聞いてからは
はっちゃん散歩途中に毎日いただく。

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・・・ちょっと、ちょっと。
母親に雑草と一緒にかられたカジイチゴ。
はるばる三重県から来たんだから頼みますよ。
生が強いので目が出た。

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・・・マルべリー、桑の実ね。大丈夫みたい。

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・・・ちょっと、ちょっと・・これじゃ耕起栽培じゃない・・・。

母親がやらないでというのに、農地はいっぱいあるのに
耕して収穫してしまった白菜(左残された株がそう)と
丁寧にもビニールがかかって大事にされている玉ねぎの
苗。かろうじて救われたのは無肥料だったこと。


今年は白菜はどこも小さなナメクジが発生したとか・・・
ま、彼らの糞は青虫も含め白菜の栄養になっている。
白菜自体が虫を呼んでいる。
見てくれは悪くとも美味しければいい。


あと、豆類は早い時期、いっぱい収穫でいた。


無機物を有機物へ、植物って本当すごい!
来年もよろしくどうぞ。

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