11月初めの3連休。
秋の終わりというか、山としては冬の始まりというか・・・。
山の先輩たちの恒例の八ヶ岳山行に同行させてもらう・・・。
始発列車に乗って、集合場所の新橋へ。
6時に予定通り着くと、コンビニに隊長の姿。
いやー、すでに3つ忘れ物が・・・・。との弁。
裏銀座縦走では電池切れに祟られた隊長が、
今回は忘れ物に受難の相か・・・・・。
雨の降り出しそうな空模様のなか、
そんな話をしているうちに40台前半から後半の男4人が揃う。
酒やつまみや冬装備を詰め込んだ
15キロばかりのリュック4つをステーションワゴンに積んで
いざ中央道にて八ヶ岳へ向け出発。
いくつかドライブインにより、コンビニにより、
舗装道路から、林道に入り、男4人と山装備のつまった
リュック4つを積んだいつもより重い車の扱いに
慎重になりながら、何とか予定通りに
八ヶ岳、美濃戸の駐車場に到着。
やれやれ、雨かぁ・・・と男4人雨合羽を着こみ、
ザックカバーを用意して山に入る準備を整える。
赤岳山荘に駐車料を払い、水を汲み、
登山計画書をポストに落とす。
シーズンが終わりかけているからなのか、天気のせいなのか、
小屋の人たちも、どこか気合が入っていない感じがする。
さて、ぼちぼち行きますか・・・。
1時間ばかり歩いて、堰堤広場に到着。
小休憩。身支度を整えて、再出発。
我々はいま、南八ヶ岳の北沢を歩いている・・・。
八ヶ岳は水が豊富。
雨にぬれているので、足もとに気をつけて歩を進める。
お、これはホコリタケ。・・・とキノコ熱の冷めぬ隊長。
針葉樹林のなか、隊長はキノコを探しながら進んだらいいのだが、
うまいこと見つからず・・・。
なにやら、建造物が見える。(12:30)
どうやら本日のゴール地点、赤岳鉱泉に到着の模様。
この不思議な建造物は、
冬に水をかけて人工の氷壁を作る土台なのだそう・・。
テン泊の受付でもしに行きますか・・・。
コースの確認でもしておきますか・・・。
お土産のチャックでもしておきますか・・・。
さて、場所を決めて、テントでも張りますか・・・。
と、思っていると、どうも様子がおかしい・・・。
本日忘れ物の受難の相が出ていた隊長が、でかい声で、
「あ"-フライ忘れたぁ!!!!!!」
「駄目だぁ!!!!!」「ごめんなさいぃー!!!!」
雨の中のテント張りかぁ、雨の中の宴会かぁ・・・
雨の中の寝泊まりかぁ、雨の中の撤収かぁ・・・と覚悟していたが、
それはあっさりと小屋泊まりに変更されたのでした・・・。
ほんとによく探したのぉ...?
なんて、突っ込まれる。
テント場の料金を宿泊へと清算しなおし、部屋へ案内される。
天気の悪い3連休ということもあって、小屋はすいている。
濡れたレインウェアやザックカヴァーを乾燥室へ干しに行き、
あと我々が本日することは、「宴会」のみである・・・。
モーしょうがないから、ビール一杯おごりますよ。
と、隊長。
そりゃぁそーだろうと、遠慮をしない隊員たち。
2時を前に、明るいうちから宴会が始まる。
ソーセージなどジュー!する。
先週の白馬で隊長が収獲したキノコでキノコ鍋を作る。
白菜。豚肉。油揚げを放り込む・・・・。
うまし!!!
それぞれが持ち寄った日本酒。焼酎。ウィスキー。ワインを次々に空ける。
〆には途中のコンビニで仕入れたうどんで仕上げる。
うまし!!
宿の自炊室で5時間ばかりの宴会。
明日が山登りの本番なので、飲みすぎには注意。
しかし・・・。
すいている小屋は快適だなぁ・・・・
楽だなぁ・・・。
クセになりそう・・・。
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