ハングタイム・ライターズ
何も見ない日はないのです。何も思わない日はないのです。
何も見ない日はないのです。何も思わない日はないのです。
10月の終わり。
いつものテント泊山行とはちょっと趣を変えて、
宴会とキノコ狩り目的の週末。
40-OVERの男三人が一つ車に乗り込んでいざ白馬山麓へ。
定宿の「WOODY HEART」につく前に
スキー場あとを散歩。
雑木林を歩いていると
「おや、キノコかな」・・・と隊長。
これは間違いない。
というキノコだけを採取。
これは「ムキタケ」。
採種したキノコは、レジ袋に。
まだ、陽が高いねぇ...。
どうする??なんていいながら、ぷらぷら。
隊長の定宿「WOODY HEART」に到着。
挨拶して、荷物を下ろして、お土産を渡して、積もる話をして、
夕方、車で出かける。
スーパーで夜の宴会用のつまみを買って、
温泉でひとっ風呂浴びて、晩飯を済ませて、宿に戻る。
囲炉裏端で日本酒をちびちびやりながら宴会。
炭で乾きものが次々焼かれる。
油断すると話も酒もとめどなく続くので・・・
お土産の一升瓶が空いた辺りでお開きに。
それでも11時。
明日、お酒が残ってないといいが・・・。
翌日は5時半起床。6時朝食。
なんとか、二日酔いにはなっていない様子。
7時過ぎに宿を出て、「ノルディックウォーキング体験」
というイベントに参加。
暑いくらいの晴天。
岩岳の山頂をガイドさんたち(近隣ペンションのオーナーたち)と目指す。
紅葉シーズンの中のウォーキング。
ガイドさん、楢の立ち枯れの樹に「ムキタケ」の群生を発見。
高いところに生えているので、180センチ・190センチの
男衆が崖を登って対処。
歓声が上がるので言ってみると「クリタケ」の群生。
隣のペンション組みたちがワ―キャー言いながらGET。
テンション、上がります。
これは「チャナメツムタケ」
岩岳のスキー場。
スキーシーズン前はこうしてトレッキングのコースです。
鮮やかな緑色の繭を発見。
「天蚕(てんさん)」という、高級シルクの原料なのだそうです。
白馬三山。
左から(左から白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳)
180センチと190センチの男衆。
なにごとか談義。
一応三画点がある。
正式名称は「岩茸山」なのか・・・。
下山はゴンドラですいすいっっと・・・。
車で集合場所のペンションに戻って昼食をいただく。
ウォーキングの傍ら収穫したキノコの選別をする男衆。
ペンションのおかみさんたちが腕によりをかけて作ってくれたキノコ料理あれこれ。
ムキタケのガーリックバター。・・・美味!
ナメコ。・・・大根おろしにしょうゆをかけて・・・。美味!
ヒラタケのわさび胡麻和え。・・・美味!!!
コウタケ。・・・きっと語源は「香茸」・・・香り強し系の美味。
古代米を混ぜた雑穀ご飯。芋や栗も入っています。・・・美味!!
キノコ汁。・・・豚汁に各種天然のキノコたちが入っているイメージ。
絶品!!・・・3杯おかわりする。
イベントを解散し、まだ陽も高いので、
もうちょっとご近所さんとキノコ狩りの続きをしようということに。
ペンションの裏庭はそのまま広葉樹、針葉樹の森。
早速、倒木に「ムキタケ」を見つける。
ふかふかの苔も鮮やか。
おーい。「ムキタケ」見つけたぞー。とお隣のペンションのオーナー。
背が届かないから。とビッグマンを要請。
高いところに手が届く。
ほれ、ほれ。とムキタケを渡す。
チャナメツムタケを発見する。
ホコリタケも食べられるそうです。
使われていない山小屋。
欲しい・・・。持って帰りたい。
山もりの収穫物を仕分ける男衆。
取り過ぎか?
陽が傾き始める。
ぼちぼち、帰らねば・・・。
再会を約束し、宿を後にする。
昨日とは違う温泉に入って、さて、東京に。
渋滞45キロの情報にゲンナリするも、
無事ノンストップで都心に戻る。
皆めいめい今宵のキノコの処理にイメージをはせる。
いやー・・・それにしても、つくづく
人間には収穫の本能と喜びが根付いているのですな。
hittaka@desk