靴の問題ではなくて、履きこなしの問題ではないか。
という懸念はまだある。
事前のテーピング。
テーピングの下のクッション。
中敷き。
靴下。素材。厚み。
歩き方・・・。
ただ、それを実験し続けて「解」を見つけようとするには、
ちと代償がありすぎる・・・。
痛みは自分個人で我慢してやり過ごせばいいが、
同行者にその都度迷惑をかけるのはマズイ・・・。
この秋最初の登山でかかとに靴ずれを起こした。
上高地から沢沿いの平地を
がしがし3時間歩いてなんともなかったのに、
山を登り始めて3時間目くらいから様子がおかしくなってきた・・・・。
それが今シーズン最初の蝶が岳山行。
で、2週間後の裏銀座山中3泊北アルプス山行。
キズがふさがってすぐの2回目の登山だったので
靴内環境が整っているのかどうかは定かではなく、
クッションを重ねようがテーピングを重ねようが
靴下を重ねようが、中敷きを重ねようが、
山の上り下りどころか、平地を歩きだしてすぐに
再び傷口は開いた。
昨年秋の槍ヶ岳登山での靴ずれを、
歳を越して冬の赤城山登山での
ケアで解決したとばかり思っていた。
仮設は証明されたのだと思っていた・・・。
テーピング&厚手のソックス2枚&厚手の中敷き・・・。
事前のテーピングがきいたんだとばかり思って
靴下は重ねなかったし、中敷きも厚くしなかった・・・。
実際には、靴ずれを起こす前に
「テーピング」+「厚手の靴下」+「ちゃんとした中敷き」
で、シリオでも靴ずれ起こさなかったのかもしれない・・・。
今シーズン最初の登山でそのケアをしていればなぁ・・・。
悔やまれますなぁ・・・。
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で、ともかく新しい靴を買うことを決心する。
ポイントはかかと周りのフィッティング。
いくつかの靴を履いて、「SCARPA スカルパ キネシスMF」を購入。
高いからって何度勧められても見送ってきた
「SUPER FEET」も購入。
厚手の登山用の靴下も購入。
断然WOOLに限るそうです。
痛みに懲りて、ここへきて素直に専門家の意見を聞く。
でも、シリオでもまだ試したいことがあるんです(←懲りない)
キズがきっちり治った後に考えられる限りのベストの状態で
シリオを履いて、一度山を上り下りしたい。
それでだめならシリオはレインシューズ扱いだ!!
・・・・去年の記事を見返してたら、
今回買った靴は去年買ったシリオと
最後まで迷ってた最終候補の靴でした・・・。
ふーん・・・なるほどねぇ。
2014/10/hittaka@desk