ハングタイム・ライターズ

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北アルプス 靴ずれ物語/湿潤治療

山行にとって靴はとても大事である。
自分の足に合った靴を履くことがいかに大事なことか・・・。
なんて、いまさらあたしが言うまでもありませんが・・・。

昨秋の槍ヶ岳のときにきっちりでかい靴ずれが両足のかかとにできた。
で、それに懲りて、それを踏まえて
今年初めの雪の赤城山に出かけたときに、きっちりケアをした。

その時には靴ずれはできなかった。

事前にかかとに絆創膏を貼り、その上にテーピングを巻き、
厚手のソックスを2枚はき、厚手の中敷きを敷いた・・・。

それで安心した。

それでだめなら、買い替えるしかないと思ってましたよ。

で、
9月初めの蝶が岳に登った時には、
靴ずれケアのことはもちろん頭にありましたが、
「事前のテーピング。あれかが効いたのだな・・・」
と、勝手に思い込んででかけて、きっちりと靴ずれができちゃいました・・・。

油断ですね...。

テーピングを事前にきっちり巻いたんですが。
それが、決めてではなかったわけです。

あぁ・・・・・

甘かったのです。


痛い。痛い・・・。


●下山後靴を脱いで、絆創膏とテープを外して、
温泉に入った直後。・・・・
温泉がしみました・・・。見るからに痛々しいですな。

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●翌日。
サンダルで出かけていれば支障はない。
表面が乾いてくる。

kutsuzure2014 (2).JPG


●3日後。
徐々に傷口のサイズが狭まり、
表面がカサブタ化してくる。

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●5日目。
偶然テレビで「湿潤治療」の番組を見る。
早く乾かして、かさぶたができて、
それがポロポロとはがれてなくなるころが完治。

という概念が崩れる。

そういえば、バンドエイドなんか、
新しい商品ができていたな・・・・。

オロナインを塗り、大きめのサイズの絆創膏で患部を覆う。

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●7日目
湿潤治療の効果か・・・
新しい皮膚が再生されるのが早い気がする。

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●9日目
あと、一息。

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●11日目
患部には新しい皮膚が覆い、普通であればこれで完治。

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さて、これが普通ではないのが、
この翌日からまた北アルプスに登るということである。

靴は買い替えていない。
事前の絆創膏+テーピング。
厚手の中敷き+厚手のソックス。

これで山に行く。
大きな靴ずれでできた傷に新しいホヤホヤの薄皮ができたばかりである。

15キロの荷物を背負って山中3日泊4日の北アルプス縦走に耐えられるわけない。

とは、思いながら・・・・


2014/06/hittaka@desk

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