秋になったので、山に行く。
行くというより、連れてってもらう。
いろいろと思い出しながら・・・山に行く。
道具の準備も、食材の準備も、バスの手配も、思い出しながら行く。
パッキングした荷物を持って通勤客と逆走して夜の新宿に。
22:30発の夜行バスで上高地に。
窮屈な車内でいつものようにあまり眠れずに
土曜日の朝5:30にバスターミナルに到着。
上高地のバスターミナル。
身支度を整え、トイレを済ませていざ出発。
2時間ほどは川沿いをてくてくと歩きます。と隊長の弁。
ほぼ、平地。
河童橋のにぎわい。
梓川の向こうに北アルプスの山々が見える。
テンションをあげていく。
徳澤の小屋で休憩。
ソフトクリームを食す。
メガネ男子二人でソフトクリームショットを撮り合う。
平和である。
新村橋からのショット。
途中で話した人との情報をもとに
長塀(ながかべ)のルートやめて、横尾へ向かう。
これ、正解でした。
横尾から、北アルプスの勇壮な山々。
上高地から、11K歩いてきたところ。いよいよここから登山道へ入る。
その前に、燃料補給。
行動食その①、ミックスドライフルーツ&ナッツ
行動食その②、ドライマンゴー
行動食その③、ドライイチジク
登り始めは、こんな感じ。
常に隊長の後を行く。
登りの中間地点くらいか、
槍見台が現れる。
槍とは槍ヶ岳のことである。
森の中を進んでくるので、森の中では見晴らしが悪いが、
ここからはあの槍ヶ岳がホントによく見えますよポイントである。
登ったことがある山は心の中で特別の存在に位置付けられている。
一度寝たくらいで彼女ずらしないでよね・・・。
見たいなことを、槍ヶ岳は思っているかもしれない。
・・・・
途中で昼飯を食べて、更に登る。
急に視界が開ける。明るくなる。
森林限界を超えて、開放感が訪れる。
テンションが上がる。
展望の良い眺めを写す。
こんな感じ。
いつまでもそうもしてられないので、先へ進む。
先に分岐点が見える。
蝶槍に行ってしまうか、小屋に向かうか・・・・。
尾根にでる。右に行くと山小屋。左に行くと蝶槍。
蝶槍を今日中に片付けてしまおう。ターントザレフト。
何かが動いた!!
ライチョウか!!!
と思ったら、サルたちでした。
サルたちにビビりながら、先に目をやると、
あれが常念岳ですよ。と隊長。
行ってみましょうか!?などと隊長が言い出さないかと、
びくびくしながら歩く。
蝶槍に到達。
三画点はなく、TOPとじかに岩に書いてある。
蝶が岳側の尾根から穂高たちが見渡せる。
絶景。
パノラマと展望台。
蝶が岳ヒュッテに到着。
テンパクの受付をする。
水を買う。(ここでは1L¥200)
テントを張ってからすぐそばの蝶が岳山頂へ。
はき替えたサンダルで行けるほどあっけない。
標高2,677m
あっけなさ過ぎて、自分たちのテント場を撮影。
夕食&宴。
ビールの後は記念に蝶が岳の名の清酒を飲む。
日没後、テントへ。
二日ぶりで体を伸ばす。
解放感を手に入れる。
テントに入った後、雨が振りだす。
ナイスなタイミング。
こんなことにも満足は訪れる。
その後、北アルプスを低気圧が通り過ぎる、
一晩中いい感じで雨と風にたたかれる。
しかし、昨秋の双六でのテント泊の経験からすれば屁でもない。
経験は武器である。
ふふふ。
(つづく)
2014/09/hittaka@desk