初めてアンディーウォーホールを知ったのは、
今から30年も昔のことになる。
高校の美術準備室にあった「美術手帳」の中。
確か「危機に瀕するシリーズ」とか
「絶滅に瀕するシリーズ」とかそんなタイトル。
パンダやアフリカゾウやオランウータンが描かれていた。
写真画像にカラフルな色彩に輪郭線。
「シルクスクリーン」という言葉も初めてそこで知ることになる。
シルクスクリーンが版画表現の一種ということやその技法の詳細は
後ほど知ることになるが、その当時は「シルクスクリーン」が
ウォーホールの色彩表現と同質化してしまっていた。
美大の授業で、シルクスクリーンを体験することになるが、
そののち発売されてヒットする「プリントごっこ」が
まさにその「シルクスクリーン」
当たり前の話ですが、シルクスクリーンで刷ればいい作品ができる・・・。
きれいな作品ができる。・・・というわけではないことが分かる。
凸版、凹版、孔版、平版、とある版画表現のそれぞれを体験する。
ハンコも印刷も「版表現」の一つですね。
ウォーホールは
あっという間に時代の寵児となり、
日本でも大規模な展覧会が開催されていたっけ。
バブル期と重なります。
本人もまだ在命で、作品も手に入りやすかったはず
100万、200万とか、そんな感じ。(学生には無理か)
その当時買って、今もっていれば、ちょっとした財産でしたね。
今は億単位での取引です。
宝くじ「BIG」は大好きな高田純次のシリーズから
真木よう子と堤真一コンビのシリーズが始まりました。
hittaka@desk