ハングタイム・ライターズ

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hittaka@desk

家買う物語:土地探し


便利な世の中である。

インターネット検索というのは、
使い方考え方によってはとても便利である。

通常、その土地の不動産屋さんを
一軒一軒歩いて回らなければわからないような情報が、
デスクにいながらにして、あらかた様子がつかめるのである。
便利といわずしてなんと言おう・・・。

都心で予算の折り合いがつかなければ、
あとはそこから離れるより無い。
そして、どの方面に離れるかである。
それは、もう、自分の皮膚感覚と趣味趣向に頼るしかない。

出身地にゆかりがあり、千葉方面はあり。
大学時代をすごしたので、西東京もあり。
研修や旅行や撮影で訪れたりして、湘南地区もあり。
過去の人生を振り返るに、自分自身、北関東方面にときめくものなし。

で、ざっとネットでその欲するところの物件条件をいくつか打ち込んでみる。
どこにいけば、いくらくらいでいかほどの物件が手に入りそうか・・・ありそうか・・・。

湘南地区にココロが動いてくる。かたむいてくる。
そこに住み、そこで遊び、そこから会社に勤める姿を想像してみる。

で、何度か、通ってみる。

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湘南地区。おおよそ、永福町の地価の半分である。
おなじモノが、半分で手に入るといえるし、
同じ金額で、2倍の面積のものが手に入る。といえる。

庭を求めているから、面積が必要なのだ。
建売を嫌っているわけではない。
建売で、満足できるような庭のある物件がないのだ・・・。
庭いじりがしたい。なんていう人間は少数派のようである。
広い庭のある物件は、大抵昔ながらの中古物件で、しかも
山の上とか、駅からえらく遠いところにあったりするのだ・・・。
しばらくは会社勤めを続けるので、
電車に乗っている時間が延びた分、せめて家は駅から近いほうがいい。

こうなったら、土地から手に入れるしかない。
そこに、庭のある家を建てるのだ。

そして、気に入る物件との出会いは、運と偶然に左右されることを知る。


つづく


2011/07/20/hittaka@desk

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