ハングタイム・ライターズ

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家買う物語:そもそも論

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そもそも、じゃあ家でも買いましょうか。
と思ったとして、何からします?って話な訳ですよ。

人間、何事も経験しながら物事を憶えていくじゃぁありませんか。
でもですよ、「家買った経験」なんて、そうそうに無いわけですよ。
だから、簡単に言うと、「ワカンナイ」訳です。
駄菓子屋でアイス買うのとは訳が違う。
車だって、高価なものだけどディーラーや中古車屋で買う。
だけど、やっぱり、額が違う。
何しろ、失敗しても、また今度買うときに・・・というわけにいかない。
・・・・という恐れがある。

不動産屋に入ったことはある。・・・
でも、それはアパート借りたり、マンション借りたりしただけで、
買ったわけじゃない。
そりゃぁはじめてアパート借りる時は、
何が決まりなんだかわからずにドキドキしましたよ。
田舎から都会に出てきて、「契約」なんてものを初めてするんだもの、
18のいたいけな少年はドキドキするに決まってる。

それくらい、自分ごとにまつわる「ワカラナサ」だ。

新聞のチラシに毎週どっさりと不動産物件のチラシが入ってくる。
「比べてみてください。今お住まいのお部屋との広さ、毎月の家賃との支払額!」
なんて書いてある。
一方で、週間住宅情報的な冊子の中吊り広告では、しょっちゅう
「どっちがおトク!?賃貸か!?持ち家か!?」
なんて書いてある。いつも、そんなことを言っている。

宝くじが当たったわけでもない。
親が資産家なわでもない。
当然、自分がそうなわけでもない。
では、いったいごくふつうに稼いで暮らしている人間が
家を持とうとした時には、いったいいかほどの家が持てるのか、買えるのか。
それが、容易にワカラナイ。

便利な世の中で、「インターネット、簡易シュミレーション」なるものがある。
年齢やら収入やら入れていくうちに、「返済ローンの金利をお選びください」
なんて、でてくる。・・・・それがわからんのだ・・・。っちゅーの。

で、町をあらためて見渡せば
そこかしこで「住宅ローン相談会・実施中」のポスター、のぼりだらけである。
よしっ!!なにごとも、相談だ。
相談してかねを取られることはあるまい。
聞くは一時の恥。聞かぬは一生の恥。というではないか。
下手の考え休むに似たり。というではないか。

というわけで、まずは世の中の常識を知りに
銀行のおねーさんにお話をきくということからはじめてみたりするのでした。

つづく。

2011/06/06/hitaka@desk

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