ハングタイム・ライターズ
何も見ない日はないのです。何も思わない日はないのです。
何も見ない日はないのです。何も思わない日はないのです。
ワインの道は、一日にして成らず。
いつものワイン仲間と、念願の温泉ワイン合宿に行ってきました。
ここまでくると、もはや部活ですね。
@ハーヴェストクラブ箱根甲子園
http://www.harvestclub.com/Un/Hotel/Hs/
新宿駅から高速バスで2時間の旅。
行きのバス車中で、1本目のワインをポーンしちゃいます!
お楽しみワインたちは、入浴後の宴会までお預けです。
◆Dom Ruinart Champaign 1996
温泉にゆっくりつかって、日常のいろいろをサッパリOFF。
待ちに待った乾杯の泡は、ドン・ルイナール1996。
フランス/シャンパーニュ地方のグラン・クリュ(特級畑)の
シャルドネ100%でつくられた、エレガントなシャンパーニュ。
1996年は、シャンパーニュの当たり年です。
外観は、うっすらと緑がかった黄金色。
きめ細かい泡が、連なるように次々と立ち上ります。
洋梨、パン香、ナッツ、白い花など、熟成感のある華やかアロマ。
とんでもなく長いフィニッシュに驚かされます。
女性陣はみんなうっとり、至福のため息が。
これぞ、偉大なるシャンパーニュの底力!
ワインのお供は、新宿デパ地下で調達してきました。
おいしいパン、フランス/アルザス地方のマンステールチーズ、
フォアグラのパテ、生ハム、ローストビーフetc.
男性陣は、現地でローストチキン1羽を調達してくれました。
◆Saumur Champigny Clos Rougeard 2005
この日のために私が選んだワインは、
フランス/ロワール地方・アンジュ&ソミュール地区の
AOCワイン「ソミュール・シャンピニー」です。
ロワール地方では、主にスッキリ系白ワインが生産されていますが、
このソミュール・シャンピニーの生産可能色は赤のみ。
しかも、カベルネ・フラン100%でつくることが法律で決められています。
クロ・ルジャールという作り手がつくるミュール・シャンピニーは、
「ロワール最高の赤ワイン」と呼ばれ、カベルネ・フランという品種特有の
ピーマンのような青くさい未熟な香りが、さほど感じられません。
抜栓後、時間が経つにつれて香りと味わいがどんどん変化していき、
1時間後にはカベルネ・フランとは思えないほど
濃厚で旨みたっぷりのグラマラスなワインに変身しました。
そこには、ワイン作りにすべてをかける作り手の情熱がありました。
最高樹齢75年以上の古樹を、「ビオディナミ農法」と呼ばれる
有機栽培で育て、葡萄の収穫量を1ヘクタールあたり30ヘクトリットルまで
制限することで、果実味がギュッと凝縮された深い味わいを生み出すのです。
発行中・樽熟成中は、亜硫酸(SO2)を一切使用しません。
「量より質」を目指す揺るがない信念によって、
極限まで高品質を追求した渾身の1本ができあがるのですね。
8人で13本。押忍!!
私は11本目で息絶えてしまいました。チーン。。。
毎回ワイン会に参加して思うこと。、
それは、ワインは何を飲むかよりも、誰と飲むかが一番大切だということ。
ワイン部のみなさま、合宿おつかれさまでした!
ワイン道の道のりは、まだまだ長いなり。
感謝の心を忘れず、日々精進します。
11.03.09 Wed
例によってカレー大好き人間かつ茄子おやじ大好き人間が
下北沢によって「全部入りスペシャル」を昼飯に食し、
お会計を済まそうと席を立つと、窓辺に見慣れぬチラシがあるじゃあーりませんか。
と、いうわけで、
日頃のおいしいカレーに感謝しつつ、勝手にPR。
20人くらいで満席だそうですよ。
川辺さんのことは、知らないんだけどね。
http://homepage2.nifty.com/utauaho/
ま、いいじゃないですか。
2011/03/08/hitaka@desk