ハングタイム・ライターズ

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清水チアキ展に行く。

こんにちは。歩くの大好き、散歩の達人、Wo-kingです。

アナザーデイのスタッフ、清水チアキさんが写真展を開催する。というので、
てくてくてくてく、見に行ってまいりました。2箇所同時開催です。

まずは新宿、「PlaceM 」小ギャラリーへ。
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四谷と新宿の中間にある、ひっそりとした雑居ビル。
2階にカメラマンのための貸し暗室があって、3階がギャラリー。
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こちらの写真展のタイトルは
「川肌はひたひたと、シーツに灰色の染みを残す」
福岡から東京にやってきた両親とすごした一日。フィルム1本ぶんの記憶。記録。
東京に来ても、成人しても、変えようのない親子関係と絆。
隅田川を行きかう遊覧船に乗って過ごした時間。
盆でも正月でもない時にあって一晩をすごしたホテルでの時間。
散文とスナップがひとつ、小さなセンチメンタルを紡ぎ出す。
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ギャラリーをあとにすると、新宿のはずれのビルの合間から見える、
小さくて、灰色の空が、物悲しくそびえていたのでした。

ところ変わって、日にち変わって、蔵前の「カワウソ」へ。
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こちらの写真展のタイトルは「鍋の底の山脈」・・・壁に印刷されていました。
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スペースの雰囲気にあわせた額装を、
壁にではなく、テグスで空間に浮かせています。
窓の外は、東京のセーヌ、隅田川。
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展示された額装の向こうにはカワウソさんの活版印刷機。
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彼女の作品は彼女の言葉と一緒になって1つ作品です。
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隅田川を背景にしたこのビルもそうですが、
浅草や蔵前など東東京一帯が見直されています。
小さな雑居ビルや民家がリノベーションされて、
若い作家の工房やギャラリーやショップやレストランが少しずつふえてきています。
スカイツリーの存在も手伝って、ちかく、裏原宿のようになるかもしれませんね。
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表に出ると、ほら、スカイツリーは今こんな感じです。
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清水チアキオフィシャルサイト

2010/12/16/hitaka@desk

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