広告は商品を紹介するものだとすると、
この広告、「地下鉄」の「商品」はいったい何か。
というようなことを考えさせてくれる、いい例ですね。
ユーザーはなにを目的に地下鉄の乗るか。
商品はチケットではなく、商品は乗り心地ではなく、
商品は電車ではなく、商品は移動ではなく、商品は風景ではなく・・・。
地下鉄の商品はユーザーにとって「目的地」なのではなかろうか。
という仮説にもとづいた表現です。きっと。
地下鉄に乗って、そこに行ってみよう。
地下鉄に乗れば、そこに行ける。
普通の女の子として登場していた宮崎あおいから
さらに普通度をましてガッキーこと新垣結衣に
いつのまにかキャラクターが変わりました。
初期の頃はむりくり東京メトロのサインが見えているような
ロケーションでのビジュアル作りをしていましたが、
今の表現のほうがずっとスキですね。
2010/07/06/hittaka@desk