♪オレは資本主義のブタで、無いものを売り歩く。
と、キヨシローは歌ったけれど、そんなこと言ったら、
こちとらブタのクソほどの存在にしかなりません。
何しろ広告の世界といったら、翌月(あるいは翌週)には
もうその痕跡すらありませんから・・・。
表彰されました、アーカイブに残りました。
なんて、ほんの一握りの世界ですからね。
CM監督が映画を撮るのは、消えてなくならないものを
残したいという欲求、欲望、願望の表れではないでしょうか。
さて、
どーですかこの看板!
どーですかこの存在感!
ぽいっとゴミ箱に簡単に捨てられて忘れ去られるような代物ではありません。
キッチュな巨大看板は日本の代名詞の一つでもあります。
ひとの心の中に残る仕事を。
2010/04/08/htakane@desk