平面よりも立体が強いなー。と実感する時があって、
また、止まっているものよりも動くものというは
さらに存在感をますものだなー。と思うこともあって、
というとつまり、動く立体というものは、平面的なタブローと比べると、
相当に強い表現力というものを内在させているのだなぁ・・・と思ったりして・・・。
かといって、音を出したり、光ったりと、その刺激を追い求めていけば
表現が下品になるというものもあるものだなぁー。と想像したりもするのでした。
若かりし頃にボロフスキーのハンマリングマンを仰ぎ見ながら思ったものでした。
そもそもバレリーナほど特殊な存在はないと思っている。
見事なプロポーションと鍛え抜かれた肉体は、
静止していても息を呑むほどに美しい。
それが動くのだもの・・・。
しかも、超人的なまでに・・・。
見る人の視線を釘付けにして、開いた口をふさがせないない力を持っています。
と、ボレロを舞うジョルジュ・ドンを見て思ったのでした。
草刈民代、44歳ですって。
宮沢りえのサンタフェの広告以来の衝撃ですね。
開いた口を、手でふさぐのでした。
2010/04/21/hittaka@desk