スタッフブログ

地球が回ってる限り、宇宙が膨張し続ける限りHUNG TIME TIMES!

2010.06

Tanima K/I

『 小河家別邸 』

先日、兵庫 三木市の小河家別邸に
用事があり行ってきました。

やはり日本人です。
落ち着きます。
IMG_2379.JPG
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このお家は現在は市に寄贈され
国登録有形文化財となっています。

邸内を小さい音で流れている音楽が「エンヤ」。
合うんだなーこれが。

ベタすぎる設定かもしれませんが
エンヤはアンビエント・ミュージックなんですね。


恐るべし、エンヤ。
恐るべし、アイルランド。恐るべし、ケルティック。

エンヤ「ありふれた奇跡」Dreams Are More Precious
http://www.youtube.com/watch?v=f0P3kv3HsPs&feature=PlayList&p=C74ACB1CD6AE591A&playnext_from=PL&index=0&playnext=1

Celtic Woman「Dúlamán:Greatest Journey (LYRICS)」
http://www.youtube.com/watch?v=xCf8_Qb6res&feature=related
(ケルト民族音楽を聴くと、エンヤの登場は必然なのが
わかりますね。この音楽にアンビエントの要素あり。)


井上亀夫  kameo a.k.a. prince of fool's

Tanima K/I

『 アンビエント(環境) 』

先にブライアン・イーノのところで
少し触れた「アンビエント・ミュージック」。

先日、30代の男子が「ぼく、アンビエント好きです」というのに、
イーノのこと全然しりませんでした。
今の人にとって、何がアンビエントなんでしょうか。


イーノはロキシー・ミュージック脱退後
事故で入院中、壊れかけたステレオでレコードを
聞いていたときにアンビエントの基礎となるものを
思いつきます。

『DISCREET MUSIC』1975年

Brian Eno Discreet Music-1.JPG
(サティの「家具の音楽」をイーノ自身が発展させたもの。
乱暴に言えばアンビエント・ミュージックは聞く事も出来るし、
音楽として聞かない事も可能。こんなとこか。By カメオ)

以後『MUSIC FOR FILMS』 1978年(vol.2は1983年)、
musicforfilms.jpg
『MUSIC FOR AIRPORTS』 1978年 と発表して行きます。
musicforairports.jpg
Music For Airports
http://www.youtube.com/watch?v=B9kPIp4MtX0&feature=related

『MUSIC FOR AIRPORTS』など、作成のためのイーノの考える定義。
• 中断可能でなくてはならない
     (構内アナウンスがあるから)
• 人々の会話の周波数からはずれていること
     (コミュニケーションが混乱しないように)
• 会話パターンとは違う速度であること(同上)
• 空港の生み出すノイズと共存可能なこと
• 空港という場所と目的に関係して、
     死に備えられるような音楽であること(?)

 ※これはまさにアンビエント・ミュージックの定義。

これらを出発点にイーノのアンビエント・ミュージックは
熟成されて行きます。

最近ではiphoneのBloom(音楽用アプリケーション)を作成。
ユーザー各個人がタッチスクリーンに触れるだけで
アンビエント・ミュージックを作る事が出来る、画期的なモノ。

日本のデザイナーが同じくケータイで雫の音、
自身の演奏した打楽器が波紋のように広がる光の輪と
同調したようなモノ作ってましたが、足元にも及びません。

音が鋭利すぎ、音が複雑すぎ。光の雫が大きすぎ等々、
たんなるマスターベーションで終わっています。

アンビエントをはき違えた結果ですね。

Bloom (Create mode) by Brian Eno
http://www.youtube.com/watch?v=BM_bOfTJVGY

アンビエント・ミュージックはこれからも高度に成長した
コンピューター時代と切っても切り離せない
重要なモノとなってくるでしょうね。


*1994年にはMacの3D映像ソフト「 Headcandy 」CR-ROMの
 音楽作成に参加。(以後、Macとは縁があるみたいですね。)
*2006年には音楽と映像がランダムに融合する
「77 Million Paintings」のインスタレーションで来日していましたね。

ブライアン・イーノ 1948年、イングランド生まれ。
いずれにしても今、目が離せないアーティストの一人で
ある事は間違いないです。


井上亀夫  kameo a.k.a. prince of fool's

Tanima K/I

『 く る り 』


せっかくですからLAMBCHOPに続き
「くるり」を少し。

外見はこれまためちゃイナタク、ダサイですが
音楽は、いいです。

アルバムはシンプルなようでめちゃくちゃ作り
込まれています。

ぼくはボーカル&ギターの岸田繁はイギリスの
XTCのこれまたボーカル&ギターの
アンディ・パートリッジと思っています。

仕上がったものが単純じゃないのは当然か。

くるりの音楽はシンプルなようで濃厚、上質な
ロックです。

疲れたときなんかに手が伸びるのが
『ジョゼと虎と魚たち』サウンド・トラック 2003年
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彼らのアルバムの中で一番すき。濃厚すぎないところがなんとも。
田辺聖子の1984年発表の短編小説が原作の映画。
サントラなのでインスト曲多いですが、それがまた良い。

恐ろしく完成度の高いコンセプト・アルバムに仕上がっています。
1曲目の「ジョゼのテーマ」の曲中のスティール・パンの使用
(Buffalo Daughter 大野由美子)、サティぽいインストなど、
岸田繁のハイセンス具合が垣間みれます。

深夜、車中でのチョイス・ナンバー1ですね。


ライブでのくるりはスタジオ録音とは違った
濃厚、上質なロックしております。
他のミュージシャンのカバーも素敵。

特に小田和正、奥田民生、いいです。
なんか民生ワールドと岸田ワールド、似てる?。

*それにしても「くるり」あっというまに大メジャーですね。

*以下にカバーも含め取り上げています。聞きくらべてみて。

くるり 「HOW TO GO」
http://www.youtube.com/watch?v=gshy6hzTlGU&feature=related

くるり+向井秀徳 「ワンダーフォーゲル」
http://www.youtube.com/watch?v=nO4IKwNR-bE&feature=related

『くるり鶏びゅ〜と』より 高野寛「ワンダーフォーゲル」
http://www.youtube.com/watch?v=bz9KmgRFVpY&feature=PlayList&p=C6F529BB6515CD57&playnext_from=PL&playnext=1&index=14

くるりLIVE 「ワンダーフォーゲル」
http://www.youtube.com/watch?v=5a_pMPtUwik&feature=related

くるり Fuji Rock '08 「ばらの花」
http://www.youtube.com/watch?v=e-Biq3Bj-s4&feature=related

くるり+小田和正  「ばらの花」
http://www.youtube.com/watch?v=I0NqxaUkjR8&feature=related

矢野顕子 「ばらの花」
http://www.youtube.com/watch?v=lSF8acaXgpE&feature=related

Dew 「ばらの花」
http://www.youtube.com/watch?v=YCVGvlZ8nAU

『くるり鶏びゅーと』より 奥田民生「ばらの花」
http://www.youtube.com/watch?v=YCVGvlZ8nAU

『はやいくるり鶏びゅ~と』より 奥田民生「ばらの花」 
http://www.youtube.com/watch?v=riL6RdnChi8


せっかくですから、もう一曲。
くるり「竹田の子守唄」。
この曲を、この地で堂々と歌うとこなど、地に足がついています、
このグループ。良い曲です。
この曲の由来知りたい方は検索かけてみてください。
http://www.youtube.com/watch?v=tt2ertcY13c&feature=related

 井上亀夫  kameo a.k.a. prince of fool's

Tanima K/I

『 ラムチョップ 』

LAMBCHOP、こんなイナタイ、グループ名の
ミュージシャンについて、少し。

テネシー州ナッシュビルで1994年にデビュー。
外見は本当に田舎臭い格好です。

ど・カントリーでもなくブルースもありで
なぜか素朴なのに引かれる。

Lambchop's Kurt Wagner Plays A Tiny Desk Concert at NPR Music
http://www.youtube.com/watch?v=IG_uM5th6Fo&feature=related

Lambchop - The Take-Away Shows - I Believe In You
http://www.youtube.com/watch?v=pZ8sW_kovBs&feature=related

濃密なロックなどを聞いてると、たまには「LAMBCHOP」とか
「くるり」などに手が伸びます。


カート・ワーグナー率いる(地域に古くからある
伝統楽器を演奏)大所帯バンドです。

彼の声とスティール・ギター、心地いいです。

それとバンドはこんなにイナタイのに
アルバムデザインのセンスはかなりなもの。
また、カートのトレードマークのキャップ、
いいセンスしています。

『 DAMAGED 』
Damaged-Lambchop_480.jpg
『 LIVE AT XX MERGE 』 2009年
lambchop_xx_merge_cov-1.jpg


*1950年代に登場した羊のキャラクター『ラムチョップ』との
 関係は不明。ぼくにはわかりません。

井上亀夫  kameo a.k.a. prince of fool's

Tanima K/I

『 ソフトクリーム 2 』

先に紹介した『お取り寄せ・海鮮せんべい但馬』、
http://www.kaisen-senbei.jp

この売店内で販売されているのがこれ。
IMG_2382.JPG
(薄焼きせんべいが刺さっていますよ。)

バニラ 1 種類のみ。150円。安い!。
ここは試食、無料コーヒー(普通、当然か)もあるので
シメでこのソフトクリームどうでしょう。

少し甘めですが、ソフト界のキング、ミニストップ系の味。

客寄せソフトも頑張っております。


井上亀夫  kameo a.k.a. prince of fool's