暗殺者やスパイや忍者はとにかく陰(かげ)がある方が
描かれる小説、映画は魅力的に輝いていると思う。
ま、当然か。
☆フォーサイスの『ジャッカルの日』。実在のテロリスト「カルロス」を
元に描いたとされていますね。
☆アラン・ドロンのハンサムな冷たい感じが魅力の『サムライ』。
☆白土三平『カムイ外伝』。子供の頃、テレビアニメでも
その暗さ『陰』に引かれて食い入るように見ていた。
☆故ロバート・ラドラムの『ジェイソン・ボーン3部作』。
過去にも映画化されていますが、やはりこちら。
マット・デイモンのどこにでもいそうな普通な感じがいい。
ブルース・リーの愛弟子がマーシャルアーツ指導、ドキュメンタリータッチの
アクションシーン等今までのアクション映画にない展開が魅力的でした。
ちょっと、ぼくには展開の早さと科学捜査の行き過ぎが気になったけど・・。
☆その他『レオン』、『トランスポーター』等々・・・。
さてさてこの7月2日にやっと日本で公開にいたった映画
『ラスト・ターゲット(邦題、ダサイ)』、原題『The American』。
どうなの邦題?。ヨーロッパ舞台でこのタイトルだから意味があるのになー。
とにかく全体がハリウッド・映画らしからぬ暗いトーンで仕上がってるらしい。
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演じるジョージ・クルーニー。監督アントン・コービン。
この監督はメタリカ、U2、ディペッシュ・モードなど名だたるミュージシャンの
ポートレート、ミュージック・クリップを撮ってきた人。
監督デビューがジョイ・ディビジョンのイアン・カーティスの生涯を撮った
『コントロール』。マニアック!。やっぱ、音楽サイドの人ですね。
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そんでもってポスターがこれ。
まるでヒッチコック。どうなのかな?。
ちょっと懐古趣味はいりすぎてる気もしますが・・。
楽しみにしています。
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Depeche Mode 「 Walking In My Shoes 」。
井上亀夫 kameo a.k.a. prince of fool's