ネコ・パブリッシングのハーレー雑誌『HOTBIKE japan』の
編集長に前任の池田伸氏が返り咲いた。
といっても、この雑誌は僕、購入したことがない・・。
ただ、池田氏が雑誌『クラブマン』の編集者だった頃、一緒に
仕事したことがあります。
(彼は同紙上でしばらくしてスポーツスターのレース参戦連載を始める)
今日はその彼の師匠、小野勝司(故人)について、少し。
△今現在のマン島TTマシンはこんなの。平均速度210キロオーバー。
ある意味フォーミュラGPより断然過激。
パッケージ写真は2010年、偉大な成績(サイドカー以外の全クラス
優勝)を成し遂げた英国のイアン・ハッチンソン。
☆
雑誌『クラブマン』の初期の編集長が小野勝司氏で、その前に
彼はソニー出版のバイク雑誌『サイクルワールド』で旧車(バイクね)
インプレッションのページの記事と写真を担当されていました。
その試乗姿とファッションのかっこよさに引かれ、教習所に通い、免許習得 → へっぽこライダーとなったのが、ぼくです。
そんな憧れの人がバイクの新雑誌を作りだしたのを知ったぼくは
ツテをたより、ネコにもぐりこみ、彼の元、『クラブマン』のエディトリアル・デザインをやりだしたのでした。
バイクに関して多くを教わることはありませんでしたが
感じるものは多かったです。
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このバイク雑誌を離れてしばらくした頃、小野氏が書き上げた
ドラマ・映画用のシナリオが表題の『 オーバー・ザ・トン 』。
バイクレースに明け暮れた青年が、イギリスのマン島TTレースに
あこがれ、苦節、紆余曲折などありながら、レースに出場するという
青春もの。このシナリオはどこかのテレビ局の公募で特選シナリオと
なったのを、たしか新聞で読んだ記憶があります。
20世紀末期の頃だったような・・。
☆
「 オーバー・ザ・トン 」とはこのマン島一周の平均速度を100マイル
(140キロ)以上で走ることが最大の目標だった1950年代の合言葉。
さすが小野氏、渋いタイトルをつけたものです。
ちなみに現在のマン島TTレース(市販車改造クラス)の平均速度150マイル!!(平均210キロ)。平均速度ですよ、しかも市街地コースですよ。
チューンド隼あたりがかっとんでるんですねー。こわいです。
でも、ぜったい、バイカー聖地、行きたいです。
☆☆
池田伸氏の名前を見て、そんな昔のことを思い出した
一日でした。
がんばれSINさん。
※※テンちゃん、どうですドラマ化。聞くところによると
壮大すぎ実現不可能シナリオだったとか・・。
興味あったら探してみて。
Today's bgm
The Crusaders 「Keep That Same Old Feeling 」
http://www.youtube.com/watch?v=q73HkgWhcCU&feature=related
ジョー・サンプルのキーボードが好き。
井上亀夫 kameo a.k.a. prince of fool's