第91回パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムレース
EVクラスでみごと我らがモンスター田嶋優勝。
それより凄いのが無制限改造クラス優勝
パイクスピーク初挑戦のWRC(世界ラリー選手権)王者、
セバスチャン・ローブ選手が駆るプジョー208 T16 パイクスピーク。
プジョースポールがパイクスピーク用に開発したレース専用車。
搭載エンジンは、3.2リットルV型6気筒ガソリンツインターボ。
最大出力は875ps、最大トルクは90kgm。トランスミッションはパドルシフトの
6速シーケンシャル。
ハンドル前にあるモニターにギアとスピードが表記されます。
それも見ものです。凄すぎますが・・。
シーケンシャル・チェンジ(前と後ろのみでアップダウンのチェンジ)と
パドルシフト(ハンドルにチェンジスイッチが付いている)の登場で
ラリーもタイムが格段にスピードアップされました。
優勝タイム 8分13秒878。大会新記録で初優勝。
前回大会を制したヒュンダイのリース・ミレン選手の9分46秒181を、
1分半以上も短縮する驚異的な記録。
プジョーはづいぶん前からこのレースには参戦していました。
今期はプジョースポールとWRCチャンプの意地を見せ付けた
レースとなりました。
WRCによりフランスのリトルダイナマイト(ちっさなレーサー)達は
切磋琢磨、レーシングカーとして研ぎ澄まされてきているのが
よくわかります。
一昨年までのグラベルコースでのローブ&208の走り、見てみたかった。
Today's bgm
★世界に配信されたローブのオンボード映像。
ありがとう、レッドブル。
井上亀夫 kameo a.k.a. prince of fool's