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Tanima K/I

『 2013第91回パイクスピーク 』

第91回パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムレース
EVクラスでみごと我らがモンスター田嶋優勝。

それより凄いのが無制限改造クラス優勝
パイクスピーク初挑戦のWRC(世界ラリー選手権)王者、
セバスチャン・ローブ選手が駆るプジョー208 T16 パイクスピーク。
プジョースポールがパイクスピーク用に開発したレース専用車。
搭載エンジンは、3.2リットルV型6気筒ガソリンツインターボ。
最大出力は875ps、最大トルクは90kgm。トランスミッションはパドルシフトの
6速シーケンシャル。
ハンドル前にあるモニターにギアとスピードが表記されます。
それも見ものです。凄すぎますが・・。
シーケンシャル・チェンジ(前と後ろのみでアップダウンのチェンジ)と
パドルシフト(ハンドルにチェンジスイッチが付いている)の登場で
ラリーもタイムが格段にスピードアップされました。

優勝タイム 8分13秒878。大会新記録で初優勝。
前回大会を制したヒュンダイのリース・ミレン選手の9分46秒181を、
1分半以上も短縮する驚異的な記録。

プジョーはづいぶん前からこのレースには参戦していました。
今期はプジョースポールとWRCチャンプの意地を見せ付けた
レースとなりました。

WRCによりフランスのリトルダイナマイト(ちっさなレーサー)達は
切磋琢磨、レーシングカーとして研ぎ澄まされてきているのが
よくわかります。

一昨年までのグラベルコースでのローブ&208の走り、見てみたかった。


Today's bgm

★世界に配信されたローブのオンボード映像。
 ありがとう、レッドブル。


井上亀夫  kameo a.k.a. prince of fool's