スティーブ・ジョブスが学生時代古いカリグラフィーに夢中になり研究したのが
元となっているのでMACのフォントが綺麗、デザインできるPCとなったのは
有名な話です。
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1900年台初頭の華やかしき頃のウィーンで貧困と才能のなさに挫折を
味わっっていた一青年がのちのナチズム(人種主義的思想)を
推し進めることとなる=アドルフ・ヒトラー。
この時代、そのきらびやかな舞台で目立っていたのは圧倒的にユダヤ人だった。
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ナチスを率いてのし上がって来た彼の考えの中に、この若かりし頃の
屈折した憎悪が色濃く反映されている。
うーん、読み物として結果がわかってることのこのような検証。
ぞくぞくするくらい引き込まれます。
面白い(失礼)。
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美術家を志したヒトラーにしてナチの視覚デザイン統制がなされた
というのも必然の事実。
そのデザインは視覚以外にも音響にいたるまでされていました。
彼の考え出した演説の拡声器デザインは後のステレオの発展を
大きく前進させるものとなったのでした。
今でもアウトロー・バイカーたちは彼の考え出したフォッフフェンコップ(骸骨)、
カギ十字をかっこいいシンボルと崇めています。
余談でした・・・(カメオ)。
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『 ヒトラーのウィーン 』中島義道著 新潮社刊
彼の青年期を知ることによって、晩年の行動への動機を探る。
この壮大なテーマに真っ向挑んだのが哲学者の中島義道。
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東京大学大学院人文科学研究科卒後、ウィーン大学でカントを研究テーマとし、
ウィーンの街自体を肌で感じていて、熟知している彼だからこそ
なしえた刊行だと思う。
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事実はフィクションよりはるかにリアルで強烈で残酷。面白い(失礼)。
冬の夜長に是非。
▲この本に関係ありませんが、『明日は「無」である』という中島義道の哲学理論の賛同者であります、ぼく。戦う哲学者、中島さん。
流石であります。
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エディット・ピアフ 「アコーディオン弾き」
http://www.youtube.com/watch?v=c7uIdgv-_W0
井上亀夫 kameo a.k.a. prince of fool's