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ERUTLUCクリニック

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先日鎌倉の某体育館でミニバスチーム6チーム位が参加してクリニックが行われフロアにて見学させてもらいました。
今回のクリニックは、現JBA(日本バスケットボール協会)技術委員会委員長の東野智弥氏及び現男子バスケットボール日本代表アシスタントコーチの鈴木良和氏。全国的なキャンプを行うにあたり初回を鎌倉で行うことになりました。
東野さんはFIBAから制裁を受けどん底であった日本のバスケットボールをここまで盛り上げた立役者です。また鈴木さんは日本の育成年代の指導においてはトップランナー。
8月に行われる世界選手権でも中心的な役割を担う2人ですが、その前に日本の小中学生に改めてバスケットボールの素晴らしさを伝えるべくクリニックを行うとのこと。
小学4年生以上でクリニックを開催。子どもだけではなく、指導者や保護者にもメッセージが伝わるような内容にしたいとのクリニックでした。

とにかくポジティブ。科学的で論理的。ビデオやパソコンを使ってわかりやすく。興味を絶やさない。
先ず頭で理解させて、やってみさせて、少しづつ少しづつレベルアップさせていく。短いセンテンスの積み重ね。365日のうちの今日の1日で気づきや変化を見つけてそれを残りの364日に応用してもらいたい。ということを繰り返し言っていました。
午前中3時間。午後3時間。たっぷり時間がありそうでいて、あっというまでした。午前中は主に鈴木良和さんのクリニック。体の使い方に対してアニマルフローをいくつかやったりしました。これも面白かったです。柔軟性、可動域、筋力、バランス、反応・・・体を思い通りに動かす能力。
午後の3×3ゲームに向けて、動きの確認と教え。3ポイントラインに並んだオフェンス3人の距離を保つ約束。近づいたら離れる。離れたら近づく。ドライブしてキックアウトしたら、出したボールと逆に走る。この二つだけで、スペーシングとパスランの二つの意識を植え付けることができるのだなぁと見ていました。
午前のクリニック終了後、両コーチはWリーグの決勝に立ち会うとのことで体育館を後にしましたが、子供たちはみな両コーチからTシャツにサインをもらっていましたw
お昼休み前に、少し車座になって質疑応答。「女子の場合、ワンハンドと両ハンドシュートはどちらがいいのか」「低学年には軽量ボールが効果的か」など、細かな質問にも実に科学的に論理的にわかりやすく答えてくれました。
育成のトップランナー・・・・さすがでございました。ありがとうございました。