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2020 TOKYOオリンピック 女子バスケ

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見逃しちゃいけないと、これは見ておきたいと、留守録したいくつかの競技があって、でもまぁ、そんなに撮りためてちゃぁすぐにメモリーがいっぱいになっちゃうし、そんなに見直すわけでもないから、見た順に消去をしていくわけですが、女子バスケの決勝リーグの「ベルギー戦」「フランス戦」「アメリカ戦」はなんだかサクッと消せないわけです。別に町田がちょっとかわいいからってわけでは決してなく(それはもうとっくに承知のすけで)

ベルギー戦は最終的に林選手の残り15秒の劇的3ポイントで勝つってわかってるのですがそれまでのハラハラドキドキの緊張感があって疲れてしまうし、アメリカ戦も素晴らしかったが、やっぱり負けちゃうからちょっと悔しいしで、なんだかんだで、一番フランス戦をリピートで再生するわけです。
町田選手と赤穂ひまわり選手とのホットラインがサイコーだし、宮澤の3ポイントも素晴らしいし、本橋は復活したし、高田の明るいキャプテンシーもいいし、ホーバスHCのメリハリの利いた檄もいいし、解説の萩原美紀子さん(日本人初のWNBA選手にして前U18の監督にして現東京羽田ヴィッキーズ監督)のクールな解説もいいし・・・そしてなによりも町田選手の1試合18アシストのオリンピック新記録が打ち立てられるしで・・・。第四クォーターは一時24点差もつけて大半ベンチに下がったので、あれ、もし10点差前後で進んでたら、20アシストいってたなぁ・・・なんて思ったりもして。それにしても、すごいスタッツです。渡嘉敷選手がいたら、どうなってただろう?というのもパリ大会に向けての楽しみです。

男子バスケもワクワクしました。
八村、渡辺、馬場、比江島、富樫・・・そうそうたるメンバーです。Japanはもちろん、アメリカ、スペイン、フランス・・・KDが日本でプレイしてる、ガソールが、ドンチッチがプレイしてると思うとサブいぼが立つ思い。PGでNBAレギュラークラス。なんて選手が現れるようになったら、またもう一ランク上に行くのでしょうね(外野は気楽にこんなこと言ってて、ほんと恐縮です)なんてね。

どこかで海外のコーチだかが、Japanの女子のプレイを見て、いわゆる教科書どおりというか、そのままレッスンビデオにしたいくらいだというようなことを言ってたとのことです。そうなんです。非常に高いレベルでもいちいち基本に忠実ということが見て取れて、また感心しちゃうわけです。
そうだ、この女子バスケの試合には、高度なレベルで繰り広げられているお手本ともいうべき基本のプレイがギュギュってつまってる気がして消すのがためらわれるんですな。パス、ドリブル、シュート、トランディッション、スクリーン、合わせ、ボックスアウト、リバウンド、ミート、もらい足、ハーキーステップ、スイッチ、ルーズボール、体の使い方、ステップワーク・・・小学、中学で初めて習うようなことを、ここでもきちんとやっている。フィジカルで劣るチームが、大きなチームを、ランク上位のチームを倒していくいく爽快さ。小さなことをおろそかにせずに、我慢して、ミスを誘って、最後まであきらめずに走り回って勝利を手にする姿勢・・・。

友人とのやり取りでそういえばと久しぶりに「グラジオラスの轍」もYouTubeで見直しちゃいました・・・。そうそう、このJapanのエースガードは大神雄子、吉田亜沙美、町田瑠唯と受け継がれてきたんですよね・・・。町田はこの世界的レベルの舞台で記録的なパフォーマンスを示しても、大神や吉田を超えられたなんて、きっと、これっぽっちも思っていない。全盛期の大神、全盛期の吉田・・・確かに凄かったしなぁ。「グラジオラスの轍」って何?って思って調べてみたら、グラジオラスの花言葉が「たゆまぬ努力、勝利」ということで「アスリート達の通った道。 その歩みには、一歩一歩に確かな価値があり、繰り返し行き来することでやがて轍になる。」 という解説でした。勝利に向けてたゆまぬ努力をする者たちの系譜。ってところですか。

画像は5年前に横須賀西体育館にやってきたときの富士通レッドウェーブの様子。
長岡(今は移籍してTOYOTA)の大きな背中が見えますが、どこかにに町田選手もいるはずです。
長岡選手は札幌山の手高校の町田選手の1年後輩のPF。たしか2人が3年2年の時に高校3冠をとってますが、そりゃぁそうだよな。って思います。

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