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茂本ヒデキチ展 2017@代官山

梅雨明け間近、小雨降る7月末
行ってきました代官山「茂本ヒデキチ展」

シゲさんと、奥さまが在廊していて出迎えてくれました。

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その技術力、画力、センス・・・
知っちゃぁいるけど、わかっているつもりでいるけど、
あらためて見ると、やっぱり毛穴がちょっと開きます。

今回は大小数十点のパネルにあらかじめ紙を張り、
この展覧会のために描き下ろし。
何点も描いて良いものをセレクトして額装・・・という手順を踏めないので、
習作を重ねた後は、えいやっ!の後に戻れぬ真剣勝負。

そんなことを想像するにつけ・・・
その画力に口があんぐりと開いてくるのです。

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男を描いて良し、女を描いて良し。
現代を描いて良し、時代を描いて良し。
止まって良し、動いて良し。

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こうなると、感心してばかりはおられずに、
あぁ、もっとジャンルごとに塊で、シリーズで、テーマごとに見て見たい!!
という欲望にかられてきます。

ミュージシャンたちのシリーズ。
NBAのレジェンド達のシリーズ。
空手家たちのシリーズ。
ダンサーたちのシリーズ。
幕末の志士達のシリーズ。
戦国武将たちのシリーズ。
躍動する馬たちのシリーズ。
運慶快慶シリーズ。
スーパーモデルシリーズ。
花鳥風雨月シリーズ。
・・・・

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色をもっと使った絵も、また見てみたい。
筆数をおさえた絵をもっと見てみたい。

何を描いても「茂本ヒデキチ」になるオリジナリティーを確立しているからこそ、
また、破壊と挑戦を繰り返して新しい境地に踏み込んでほしい。
そんな「卓越した技術の先にある凄み」に立ち会いたい。

グラウンドで活躍するヒーローにかってに
スタンドから声援を送る。・・・そんな感じのファン心理ですね。

久しぶりの代官山から、恵比寿までをてくてくと歩きながら
ちょっと嬉しい気分の帰路でした。

hittaka@desk