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キノコのその後 2015 下処理・乾燥・キノコ汁

さぁ、キノコを収獲したらどうするか。
キノコは菌類ですから、ほっといたら
あっという間に腐食が進んでしまいます。

ですから、山から帰ってきたら、
それが深夜であろうと(たいてい深夜なんですが)
あすが会社であろうが(たいてい仕事なんですが)
最低限の下処理はしてしまわなければなりません。

去年はさっぱりわかりませんで、ちょっとパニクリましたが、
今年は多少の知識がつきました。

まずは、水につけます。

これで、汚れをとります。
土や枯葉が結構着いているんです。

家の台所であまりにゴミを出すと顰蹙買うんで、
収穫時にできるだけ大きな汚れはとっておきます。

ちょっと塩水にするといいようです。
水につけるのは、ゴミを取るのと、
もうひとつ、虫を出すのが目的であるからです。

キノコは虫にとっても森のごちそうですから、
ヒダの中なんかに時おり潜んでいるわけです。
しばらく浸しておいて、虫を出します。

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しばらく水につけた後、
ひっついていた枯葉や土埃が浮いてきますから、
流水でざっと汚れをとります。

よく、キノコの香が飛ぶので洗わずに、
はたくていど・・・何で言うコメントを聞きますが、
野生のキノコの場合はがっつり洗ってしまいます。

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で、下茹でします。
煮込みはしません。
さっと湯がく程度。
沸騰したら、火を止めてしまいます。

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熱々のうちに瓶詰めに。
口切り一杯まで淹れて蓋をします。

ジャム作りのやり方と一緒です(確か)

このあと荒熱が取れたら冷蔵庫に入れますが、
しばらくテーブルにおいておいたら、発酵し始めちゃいました・・・。
これは失敗&反省

ここまでが、山から帰ってきて、夜の台所での下処理作業。
ざっと小一時間かな・・・。

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一部のムキタケは去年の成功もあり、
乾燥させます。

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よく晴れた秋晴れの日に、今年手に入れた
乾物かごに入れて・・・。

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3日で、こんな感じ・・・。
こうなれば、保存も容易です。

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下処理を済ませて瓶に詰めておいた
キノコを味噌仕立ての汁にしてみる。
冷蔵庫にあった玉ねぎ、ニンジン、豚肉なんかを放り込んで煮込む。

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何をやっても失敗のない料理ですが、
最初に野菜、肉をざっと炒めたほうがうまいですね。

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たっぷり作って、2日目、3日目のほうがおいしい。

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信州土産に買ってきた七味なんかを降りかけていただきます。

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あー・・・
料理上手になりたいわぁ・・・。

hittaka@desk