今のぼくのウチには部屋が12あります。
多すぎます・・。
最近発刊。
『日記で読む文豪の部屋』 柏木博著 白水社
この本を読むとモノを所有する喜び。
何もない所から自由な発想･行動で新しいものを
生み出していく革新。
到達と夢の途中。
到達がすべてではないことを再確認。当然か・・。
ま、ぼくのテーマ。
「所有するガンディー」を再考させうる本でした。
上記の本より強烈なインパクトを残したのが
2011年INAXギャラリーで開催された
「幕末の探検家 松浦武四郎と一畳敷」展で発刊された
同展ををまとめた同名書 INAX出版刊
やはりコレは強烈です。
なにがって松浦武四郎さん。
松浦さんといえば幕末に日本中（蝦夷地も含む）歩いて
日本地図を完成させた人物。
又この人、モノへのこだわりが半端ありません。
極みが晩年東京で作り上げたこの一畳書斎。
書斎木材は日本中から集めた由緒あるものばかり。
極めつけは伊勢神宮の柱の廃材まで！
それでこだわったのが一畳。
オーディオ評論家故池田圭先生宅で見せて頂いた
この書斎の図面（これまたこんなものを所有されてた先生も凄い）、
「起きて半畳、寝て一畳」。まさにガンディーイズム。
ま、コンナ本読みながら自身に問いかけるのであります。
まだまだ引き算の人生が出来ないぼくであります。
めざせ・・・！で、あります。
そうそう、この本を編集・デザインしたのは元工作舎松浦チルドレン
祖父江慎。彼らしい装丁。
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藤井康一かっこいい。
井上亀夫 kameo a.k.a. prince of fool's
