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地球が回ってる限り、宇宙が膨張し続ける限りHUNG TIME TIMES!

Tanima K/I

『 新月伐り 』

Antique のフロント・ショーウィンドウのディスプレイ台は
ぼくの木の先生にゆずっていただいたもの。

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ご自分で植えた樹齢35年の杉を新月伐りで作り上げたもの。

樹木の新月伐採は
オーストリアの元森林組合員エルヴィン・トーマ Erwin Thomaさんが
推奨、実践した方法。

理想の伐採時期は10月から1月の間の下弦(半月)から新月までの1週間。実質、
のべ1か月くらいしか、ありません。

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新月伐採と併用するのが2~4の項目。
 1秋から冬の下弦から新月に至る1週間ほどの期間に伐採する。
 2伐採に際しては谷側に倒す。
 3長期間葉枯らしを十分にする
 4製材後は天然乾燥を行う。

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『木とつきあう智恵」』
エルヴィン・トーマ著
▼宮下智恵子翻訳
▼地湧社 出版
▼ISBN-88503-173-7

木材の水分の抜き方に大きなヒントがあるんですが
この新月伐りは月の重力が大きく関係しているそうです。

割れない、曲がらない住宅・家具など理想の
建材に仕上がるそう。

やー勉強になります。重力か・・。大統一理論のヒントは
ここにあり。ちょっとそれました。

一生モノであります。
ありがとうございます。

追・新月伐り(切り)は木だけでなく植物全般にもいえる事で
   虫が食わない、カビないなど効果があるそうです。
   お試しあれ。
  
  


井上亀夫  kameo a.k.a. prince of fool's