ぼくの大好きなチェコの映画監督、ヤン・スウィエラーク。
彼の監督/製作したww2を題材とした2001年の映画『Dark Blue World』。
ナチス占領下、チェコスロバキアの祖国を後にし英国空軍として
戦う、チェコ人の(中年男と青年が主人公)物語。
"ハリウッド・ノー天気・戦争映画"など 、とことん
頭が麻痺している事を確認出来る映画でもあります。
戦争を美化するつもりは到底ありませんが、
美しい、あまりにも美しい映画です。
2010年、そんなヤンが次に制作したのが実写人形映画。
なんとベアーのぬいぐるみ「クッキー」が主人公!。
捨てられたベアーのぬいぐるみがウチに帰るまでの冒険。
あまりにもシンプルな内容ですが、いいです。
クリエイターとしてのセンスを感じます。
『Kuky se vrací』(クッキーの冒険というような意味らしい)
http://www.kukysevraci.cz/index.html
クッキーちゃん、かわいい!。
(こちらはミネラル水Dobrá vodaのキャンペーン商品)
ロゴマーク、キャラクター、全体のトーン等
ヤン・スウィエラークの凄まじいセンスを感じます。
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2010年、『ベアー』、来てますヨ!。
井上亀夫 kameo a.k.a. prince of fool's