10.07.16 Fri
1978年に亡くなったバート・マンローが挑み続けた
ボンネビル塩平原での最速チャレンジ。
駆るのはインデアン・スカウト改。
http://www.youtube.com/watch?v=kJKD_gFVjKY&feature=related
何度もエンジンをダメにしながら試行錯誤を
繰り返し、作り上げて行ったバイク。
生涯そのインデアンで挑戦し続けた。
遠路ニュージーランドから参戦。
1967年には時速295kmをたたきだしています。
瞬間的に322キロ出ていたらしい。
1995年、我らが日本の名チューナー Dr. 須田氏が
ZZR1100でボンネビル挑戦。
結果308.48km。(速度は7マイルの往復平均速度)
どうです、バートじいさんの記録がいかにすごいか分かるでしょう。
しかもこのインデアンは1000cc以下のクラスです!。
そんなバートを生み出したニュージーランド
もう一人の英雄、故ジョン・ブリッテン。
1990年代、コンピューターを使うわけでもなく個人の力と情熱で
Vツイン・エンジンを1から!作り上げた(そんな事できるの?)。
参考にしたのはバイクエンジンではなく飛行機のエンジンだったとか。
サスペンション、フレーム(エンジン自体がフレームの核で
それに手作りカーボン部品が付いている)、マフラー等
全てが革新的。
そんな1個人が作り上げたバイクがDUCATIワークスの
バイクにさえ勝ってしまう。
夢は叶えるためにある。そう感じます。
彼のバイクに感銘を受けたアメリカの建築家マイケル・シスは
「自分にも出来る」と確信。
タンデム(どうなってるんでしょう?)Vツインの画期的な
バイク モトシスC1-990 を作り上げます。
彼のお父さん、おじいさんはノートン・マンクスの名チューナー。
マイケルのバイクのタンクには『ジョン・ブリッテンに捧ぐ』と
刻まれているそうです。
そして今、熱き志をもった男たちの革新的な挑戦は
途切れる事なく続いて行く。
チャレンジし続ける本物の人たちは
スピードの神様からの贈り物を求めて。
OFFERINGS TO THE GOT OF SPEED.
一度限りの人生。
僕たちは迷う事なく、信じた道を突き進む!。
井上亀夫 kameo a.k.a. prince of fool's