加藤和彦、彼の死は本当にショックでした。
20代の頃から聞き続けています。
加藤和彦と坂崎幸之助のバンド、和幸。
2007年の『ゴールデン・ヒッツ』、
2009年の『ひっぴいえんど』。
流石です。目の付けどころがピカイチ。
カバーで終わらせることなく
60〜70年代の音楽への解釈がまさに今です。
和幸『ゴールデン・ヒッツ』
このジャケット、もろギルバート&ジョージ!。
60年代から最先端の革新的現代アーティスト。
少し残念なのはこのジャケットのような
フルカラー作品を作り出したのは80年代から。
出来れば空気をも切り裂くくらい緊張感に
あふれる70年代のモノクロ作品風でお願いしたかった。
今作品が一番高い現代アーティストですね。
話、それました。このアルバムの内ジャケも
曲に合わせて凝りにこっています。
恐るべし、加藤和彦。
昨年、NHKで和幸のライブを観れました。
「悲しくてやりきれない」 三線バージョン
http://www.youtube.com/watch?v=cyaC_5kMeXs&feature=related
なんというセンス!。
それと加藤の服装、60年代のフォーマルを
意識しているトム・ブラウン・スタイル。
恐るべし、加藤和彦。
彼は男性では希有な「ゆらぎ」のあるシンガー。
ボサノバなどの中南米音楽、タンゴ最高です。
本当、天才ほど・・・ 合掌。
井上亀夫 kameo a.k.a. prince of fool's