ぼくは子供の頃
「日本人は何処から来たか?」と
「宇宙の果ては?」に
興味津々でした。
宇宙に関しては子供の頭(現在でも)では
あまりにも難しすぎて、断念。
で、突き進むのが『日本人のルーツとは』になるのです。
中学生の頃のこと。
まず自分の家のお墓の歴史を探ろう! でした。
井上家は何カ所かに墓地がありたどってゆくと、
最後はこぶし大の石ころまでだどりつきました。
10代先の墓まで、さかのぼれたわけです。
こんなことをレポートに書いて
夏休みの宿題としたこと
今でもおぼえています。
そんなことを発端に大人になってからも
世界の民族のことに興味津々。
デザイナーになってなかったら
多分、民俗学者だったかな。
・・なんて。
そんなぼくの心の師が同郷の
柳田國男 1875~1962
(当時、柳田師の自費出版であった『遠野物語』。代表作です)
近くを通ったので福崎町の生家の
記念館へ。有料? これでお金取るの?
生家近くのタイムスリップしたようなお店。
こっちの方が良かったかも・・。
大人になってから師の本を改めて読むと
異議を唱えたい部分もありますが
あの頃、のめり込んだのもよくわかります。
カメオを構成する過去の一部のモノでした。
2010.05.10
井上亀夫 kameo a.k.a. prince of fool's