『 あんぽん~孫正義伝』佐野眞一 小学館刊
凄い本が出版されました。
今、世界が一番注目している日本人。孫正義。
国がおこなうべき「自然エネルギー利用」事業を
先頭に立って進めている人物。
民主主義社会に強い個性のある独裁的リーダーは
不要と思うけど、この人は気になる。
そんな孫正義本人、彼自身の生い立ち、ルーツにまで
踏み込んだのがルポライター佐野眞一。
「クラッシュ」
「だれが本を殺すのか」
「日本のゴミ」
「あぶく銭師たち」
「津波と原発」
「阿片王」
「怪優伝 三国連太郎」
などなど凄いルポルタージュを書かれている
佐野さんだからこそ出来た一冊。
この本も当然ですが
へたな小説、映画よりはるかに面白い(失礼)。
この本の「あんぽん」は日系三世の孫さん昔の日本名
「安本」からとっている。
よく本人=孫さん、に納得させたものです
(「あんぽんたん」と子供の頃からかわれていたそう)。
彼が安本から孫へと変名、ルーツへのこだわり
のくだりなど息を呑む面白さです(失礼)。
ぼくたちも、人のことに感心している場合ではありません。
地球のこと、日本のこと、またその近未来のこと
すぐ先に待っている日本経済に対する決断等々・・、
少し真剣に向き合いましょう。
カメオ・リポートでした。
必読です。
金子由香里「時は過ぎてゆく」
http://www.youtube.com/watch?v=coiXF-PqgGQ
ソフトバンク、よくぞ使ったこの曲。
井上亀夫 kameo a.k.a. prince of fool's